弥生会計を初めて入力する方への入力方法について説明しています。

入力方法には色々ありますが、私がお勧めしている入力方法についてご説明します。

入力方法は次の①~③の3パターンです。

画面上の「帳簿・伝票」から
①預金の入金・支払 「預金出納帳」を選択

②現金の入金・支払 「現金出納帳」を選択

③その他 「振替伝票」を選択

①~③の順番で入力しています。

①預金の入力 「預金出納帳」
銀行口座別に入力します。
「日付」⇒「勘定科目」⇒「適用(支出や収入の内容)」⇒「金額」の順で入力します。

「Enter」キーで次の事項へ入力を進めます。

現金の引き出し・預け入れ、水道光熱費、仕入、家賃の支払い、その他経費の支払い、カード入金、買掛金支払、売掛金回収等があります。

残高を常に確認しながら、入力します。

振込の際の明細と通帳等ご準備して下さい。

よく使う預金引き出し、預入、水道光熱費の支払いなどは登録します。

登録の仕方はこちら

②現金の入力 「現金出納帳」
「日付」⇒「勘定科目」⇒「適用(支出や収入の内容)」⇒「金額」の順で入力します。PCの「Enter」キーで入力を進めます。

現金で支払った買掛金経費、現金での売上、売掛金の現金回収に関しての入力等は、レシート、領収書等を見ながら入力していきますが、勘定科目にはそんなにこだわらず入力します。

またガソリン代や駐車代、100円ショップなどよく使う仕訳登録します。

登録方法は預金出納帳と同じです。

③その他「振替伝票での入力」

「振替伝票」を使う場合は次のような取引です。

(1)現金・預金の動きがないが、売上、仕入、経費の発生があるもの
売掛金売上買掛金仕入給与処理

(2)1回の現金又は預金の動きに対して2つ以上の勘定科目を使う場合
クレジットカード売上入金経費のクレジットカード引き落とし

振替伝票の入力方法は次の流れになります。

画面左上の「新規作成」⇒「日付」の入力⇒科目の選択⇒数字を入力⇒摘要の入力⇒画面右上の「登録」

「Enter」キーで次の事項へ入力を進めます。

※画面下「借方合計」:左列の入力金額合計と「貸方合計」右列の入力金額が一致しなければ「登録」できません。

「借方合計」と「貸方合計」を一致させて下さい。

それぞれ一致させたら、画面左上の登録ボタンを押して終了です。

④仕訳辞書の活用

弥生会計には仕訳辞書と言う便利な機能があります。

クイックナビゲータの「取引」カテゴリーから、あらかじめ登録した仕訳を選択又は呼び出して登録を行う方法です。

仕訳辞書を使えば、例えば下記の様なバス代を現金で支払った取引を仕訳する場合

借方科目    摘要    金額    貸方科目    摘要     金額

旅費交通費   バス代   2,500   現金            2,500

現金の総勘定元帳で記帳する場合

日付  →   「ryo」と入力  →  候補が表示される →  選択  →  金額の入力

で仕訳登録が完了します。

登録は簡単で、一度入力した仕訳の行にマウスポインターを合わせ、右クリックして「仕訳辞書へ登録」を選択すると、「仕訳辞書の新規登録」の画面が表示されますので、サーチキーの欄に適当なキーを入力して、登録ボタンを押下すれば完了です。

この機能を使えば仕訳登録の時間は大幅に短縮できます。