材料の仕入れ、商品の仕入れの会計ソフトへの入力方法について説明しています。

材料の仕入れ、商品の仕入れの会計ソフトへの入力する月は、材料、商品を仕入れした月に入力します。

会計ソフトへの入力は、代金を支払った月ではありません。

現金仕入の場合には、商品の仕入れ月=代金の支払い月となり、問題はありません。

しかし、掛けで仕入を行った場合、商品仕入れ日≠代金支払い日となります。

例えば、月末締め、翌月末に代金を支払う場合などです。

仕入した商品の売上は、仕入した月に行われていることがあります。。

この場合、販売した原価と販売した売上を同じ月で会計ソフトへの入力処理しなければ、利益がおかしくなります。

売上が100、原価が50の掛け仕入の場合、支払った月で処理すると以下のように売上と原価が対応しなくなり、粗利益の数字がおかしくなります。

 科目 仕入の月  支払った月
売上 100   0
原価  0  50
粗利益  100  △ 50

この場合には、代金を支払った月ではなく、商品を仕入れた月で会計ソフトへ入力を行うことになります。

掛け仕入を行った場合の会計ソフトへの入力方法について事例でご説明します。

末締め翌月払いの掛け仕入を10月を行った場合です。

(1)仕入処理
「振替伝票」を用いると複数の仕入先からの仕入れを一回の処理で会計に反映させることができるので便利です。
日付:10月31日(仕入れた月の末日)

借方科目  借方金額  貸方科目
(補助科目) 
貸方金額 
仕入  10月掛け仕入総額 100  買掛金
(A社) 
 A社10月分掛け仕入金額
50
    買掛金
(B社)
 B社10月分掛け仕入金額
30
 買掛金
(C社)
 C社10月分掛け仕入金額
20
借方合計 100  貸方合計  100 

(2)掛け代金支払い処理
10月分のB社への掛け代金を預金振込で11月30日に支払います。
「振替伝票」を用いると一つの処理で済みますので便利です。
日付:11月30日 (支払日)

借方科目  借方金額  貸方科目
(補助科目) 
貸方金額 
買掛金
(B社)
 B社10月分掛け仕入金額
30
普通預金
振込代金総額 32
支払手数料 振込手数料 2 
借方合計 32  貸方合計  32 

この処理を行っただけでは、利益は正しく計算されません。

この処理と同時に棚卸の処理をしなければ、粗利益は計算できません。
棚卸の重要性はこちら
売上の入力方法についてはこちら
給料の入力方法についてはこちら