「法定福利費」と「福利厚生費」名前は似ています。

最初、会計ソフトの入力を行う時など、最初なんとなく使い分けが分かりにくい科目です。

私自身、試験勉強をしているとき、両者の違いがよくごっちゃになっていました。

まず、両者の共通点から、

「法定福利費」と「福利厚生費」ともに従業員さんのためのコストという点です。

「法定福利費」とは、従業員さんの社会保険料の会社負担分を処理するときに使う勘定科目です。

「法定福利費」の具体的の範囲は、健康保険料、厚生年金保険料、児童手当拠出金、雇用保険料、労働保険料です。

それ以外に使いことはありません。

一方、「福利厚生費」とは、従業員さんの福利厚生のための費用です。

福利厚生とは、従業員さんに対して日ごろの頑張りをねぎらうため、今後安心して働いてもらうためなどのコストです。

「福利厚生費」の具体的な範囲は、従業員さんとの飲食代、社員旅行代、忘年会、新年会等の食事費用、健康診断の費用、結婚式のご祝儀、葬式などの香典などの慶弔金等があります。

「福利厚生費」と「給与」の区別がつきにくい場合があります。

「給与」になると従業員さんの税金の対象となりますが、

「福利厚生費」になると税金の対象とはなりません。

現金を直接、従業員さんに渡す場合や一部の従業員さんのみに対して行われる福利厚生は、「給与」になってしまう可能性があります。

また、「福利厚生費」として処理するには、規定を整備する必要がありますのでご注意下さい。

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