月単位で、売上と対応する原価と経費を集計し、利益を計算することが一般的です。

これを「月次決算」といいます。

この一般的な方法だと、月の途中現時点の売上の金額の把握ができても、どれだけの利益がでているのかが分かりません。

利益の金額がでているかどうかを知ることではじめてうまくいっているのか、そうでないのかが分かります。

一日の利益を計算する方法があります。

これを「日時決算」といいます。

「日時決算」は独自の会計をもっていると言われるソフトバンクも導入しているとのことです。

この「日時決算」を導入すると、月の途中でも現時点の利益の金額を把握することができるようになります

今回、「日時決算」飲食店を経営されているお客様に導入しました。

「日時決算」を導入するためには、

月々の見込み経費÷営業日の数=一日あたり経費を計算し、

売上高に対する平均の原価率を計算することが必要です。

■導入の経緯
飲食店のオーナーから以下のようなご相談をいただきました。

・月の途中で自由に使えるお金(=利益)がいくらあるのか知りたい。
・月の途中で目標の利益にいくら足りないのかを知りたい。

現金商売の場合、利益とお金の増減のズレが大きくなってしまいます。

売上はその日もしくは、カード分は2から3日後入金されます。…入金が速い

一方、その売上に対応する原価、経費の支払いは、現金払い、次の月払い等です。…支払が遅い

売上の入金と売上に対応する原価と経費の支払いの全く異なります。

現金商売で一番怖いのは一時的に手元のお金が大きくなりがちであるため、儲けが多いと錯覚し、ついついお金を使ってしまうことです。

■導入の効果
・月の途中でも利益が把握できるようになり、残りの日数でいくら稼げば利益がでるのかが把握できるようになりました。
・スタッフ間ではこれまで売上のみを重視していましたが、利益を重視した目標を共有することができるようになりました。

他の業種でも日時決算は、有効です。

通常スタッフの方は、利益の意識を持ちにくいのですが、

利益を意識した経営をスタッフ全員で行うことができるようになります。

例えば、小売業、美容室、エステ、飲食店、中古車販売業等も使えます。