松本 祐樹(まつもと ゆうき)

会計税務スタッフ

大学を卒業後、証券会社に入社し福岡、神戸、大宮で11年間営業の仕事をしていました。

入社10年目に職場では相続資産の社外流出防止を課題の一つとしており、相続相談アドバイザーという社内資格を設けて公募していました。

私はお客さまとの会話の種になればと、その社内資格を取得しました。
今考えれば非常に浅くて広い知識ですが、税法の知識は当時の私には新鮮でした。

株・為替・債券などの将来の動きが読めないものの提案をするのとは違い、法的根拠のある「知っていれば有効活用できる」知識を学びお客さまに提供することに喜びを感じ、この道を目指すことにしました。

その後、簿記3級も持っていなかった私は地元福岡に帰り2年間、税理士資格試験の勉強に専念しました。

2年間の受験勉強専念のあと、地元の税理士法人に就職しましたが半年で退職しました。

当時の私では、その環境でがむしゃらにやる事の先に見えるものが無かったからです。

HPで佐藤会計の事を知り、事務所の事を事細かに書いており、未経験者が成長できる環境、また、事務所の雰囲気を開示する姿勢に魅力を感じ入社しました。

この事務所の特徴として以下のような事を感じています。
・経営理念の明確さとそれを実現しようという姿勢があること。
・所長を含めて「こうなりたい」という先輩がいること。
・リーダー格のスタッフのマネジメントが組織全体にに行き届いていて、スタッフ間の仕事量の偏りが無いように全スタッフの勤務状況を可視化し、無理やムラのない運営されているということ。
・健全な緊張感があること。
・事務所全体に改善の意識があり、年次や職責に関わらず皆が発言し、それに耳を傾けようとする雰囲気があるということ。
・質問がしやすい環境であること。

入社以来、身に余る仕事だなと感じるような事もありましたが、そう感じた仕事ほど社内社外から多くのフィードバックがあり、良い経験になっています。

入社前と考え方が変わったのは、「税務」よりも「会計」でのアプローチの方がお客様への価値提供の可能性が広がっているという事です。

中小企業の問題解決、目標達成をサポートする立場として「税務」では専門性の高い知識が求められることは稀ですが、「会計」では数値の分析方法、お客様への提示の仕方、お客様との対話による未来の数値の予測など様々な面で工夫の余地があります。

私が仕事をする上での喜びは、真摯に事業に打ち込んでいる方と出会う事、そしてその事業の話を聞く事です。

そのような経営者や、これから事業をはじめられる方の、経営の悩みや不安を解消できる存在になる事を目標に、毎日コツコツと経験を重ねています。