7月より護得久栄昇さんの会計ソフトfreee(フリー)のCMがスタートしたようです。

護得久栄昇さんがfreeeのつばめ柄のゆかたを着て、個人事業主の「護得久フリーで昇」になり、社長に対して

「freee(フリー)は使ったね?」と聞き、使ってないと答えると、「チンダミされるよ」‥「分かるよね!!」

とわずか15秒ですが、強烈なインパクトでした。

護得久栄昇さん、初めて見ましたが、面白かったです。

CMで紹介されている会計ソフトfreeeですが、どんな機能があるのか、通常の会計ソフトとどのあたりが違うのかについてご紹介したいと思います。

会計freee(フリー)の特徴と通常の会計ソフトとの違い

freee(フリー)は、2014年にスタートしたオンラインのクラウド型の会計ソフトです。

通常の会計ソフトとfreeeの主な違いは以下のようになっています。

freee通常の会計ソフト
インストール不要必要
口座・クレジットカードの自動取り込み・自動仕訳×
インターネット環境必要不要
見積書・請求書・納品書・領収書作成機能
・会計ソフト連携
×
飲食店・美容業・小売業のタブレットレジ
(エアレジ、スマレジ、ユビレジ)の売上連携
×
試算表作成
確定申告書作成

 

料金体系は、個人事業主が月額980円~、法人が2,380円~となっています。

 

会計ソフトfreeeの一番の特徴で他の会計ソフトとの大きな違いは、預金口座や自動を自動取り込みできる点です。

自動取り込みを行えば、銀行の預金口座から日付、入出金された金額、内容がそのまま会計ソフトに取り込みされます。

以下の画像のように通帳に印字される内容がそのまま会計ソフトに自動反映されます。

 

全てではありませんが、勘定科目は、AIが働くため、自動推測機能、学習機能により表示された形で取込を行います。

クレジットカードも同様に取り込みが可能で、よって、通常の会計ソフトの場合、通帳内容やクレジットカードの利用明細の内容を入力する必要がありますが、freeeでは、連携すれば、入力する必要がなくなり、経理時間の短縮につながります。

 

沖縄県で対応している銀行

沖縄の銀行では、「琉球銀行」「沖縄銀行」「沖縄海邦銀行」「沖縄県労金」はfreeeに対応しています。

これらの銀行の口座については会計freeeへ自動取り込み可能です。

但し、インターネットバンキングを利用していないと自動取り込みできないのでご注意ください。

見積書・請求書・納品書作成・連携機能

また、会計freeeのもう一つの大きな特徴は、請求書を作成でき、作成した請求書が、自動で売上の仕訳が作成される点です。

見積書⇒請求書⇒納品書⇒領収書へと変換することができ、作成した見積書からクリック一つで請求書、納品書、領収書を作成することができます。

また、請求書を作成すれば、自動でfreeeに売上仕訳が作成されるので、売上の仕訳を会計ソフトに入力する必要はありません。

 

 

 

さらに、freeeで預金口座と連携させれば、作成した請求書にかかる売掛金の入金マッチングを行うため、回収チェックまでfreeeで行うことができます。

freeeおすすめの業種と事業規模

弊所では、以下の行な業種の方にfreee導入のサポートをこれまで行ってきました。

飲食業、美容業、卸売業、小売業、動物病院、WEBマーケティング、ホームページ作成会社、ネットショップ、イベント会社、ライター、設計事務所、建設業、不動産業、士業

いずれの業種も問題なく導入できましたが、なかでも特におすすめの業種は、飲食業、ネットショップ、士業やフリーランスなど請求書を発行する売上がメインの業種です。

また、あまりお勧めしないとしては、仕訳内容が複雑で入出金パターンが複雑な不動産業、建設業があげられます。

freeeが導入にあたっては、事業規模は関係ありません。

これまで年商200万円~15億円までの導入をサポートしてきましたが、事業規模に関係なく導入可能です。

導入に成功すれば、事業規模が大きければ大きいほど、経理の効率化の効果は大きいと思います。

freee導入の注意点

これまでfreeeを約2年間使ってきて感じることですが、非常にうまく使えれば、経理未経験者の方でも、導入することが可能で、毎月の経理時間の短縮を実現することができます。

しかし、freeeを導入し、経理時間の短縮を実現しようと思う場合、以下の点に注意が必要です。

・お金の動かし方、経理関係の資料をfreeeであったフローにすること
・freeeの自働化ルールなどの初期設定をきっちり行う必要がある
・導入直後に経理の効率化が図られるわけではなく、導入までに一定期間がかかること
・他の会計ソフトと入力方法が異なるため、経理経験者は、導入当初苦労する可能性があること

freeeは良い会計ソフトだと思いますが、誰でも簡単に導入できるわけではなく、導入の初期段階が非常に重要になります。

初期段階でつまづくとfreeeを導入した結果、逆に大変になった‥という事態になりかねません。

 

もし、沖縄県でfreee(フリー)を導入予定の方でお困りの方がいらっしゃいましたら、弊所は福岡市内の税理士事務所・公認会計士事務所ですが、お気軽にご相談ください。

福岡市内の税理士事務所・公認会計士事務所が沖縄のお客様に対して安心していただけるサービスを行うことができるのか不安な方が多いかと思います。

福岡県外の熊本、宮崎、鹿児島、山口、東京の方の導入サポート、税務顧問を行っております。

毎月又は2か月に1回程度、スカイプやズームを使って面談を行っておりますので、一度も対面でお会いしたことのない方も数多くいらっしゃいます。

freeeを使えば、オンライン上でリアルタイムでお客様と経営状態の共有ができ、コミュニケーション面で大きな問題がないと感じています。

また、弊所では、freeeで経理を効率化し、会計を経営に活かし、より強い会社にするためのサポートが強みとなります。

会計をキャッシュフローで捉え、まずは、資金繰りに困らないよう、現状分析を行います。

また、現状のままだとどうなるのか、どこに手を打つことができるか、仮にある手を打てばどうなるかなどシュミレーションを行います。

そして、経営者の方と一緒に考え、時間はかかりますが、今後の経営の目標を作り、目標達成のサポートをさせていただくことが弊所のミッションだと考えています。

自社の状況にとって、freee導入可能か、freee導入した場合のメリットがどの程度なのか等の無料診断を行っております。

沖縄県でfreee(フリー)の導入に興味がある方、導入済みで税理士をお探しの方は、お気軽にご相談ください。