小規模企業共済を減額した時のデメリットは?元本割れするのか?

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小規模企業共済に加入したものの、資金繰りが苦しくなった‥

小規模企業共済のメリットを感じなくなった‥

解約すると元本割れするので、解約したくない‥

など、色んなお考えのもとに小規模企業共済の減額を検討されるかと思います。

次の記事では法人の役員が小規模企業共済に入る場合に節税効果がほとんど出ない理由について解説していますので、良かったら読んでください。

当記事では小規模企業共済を減額した場合のデメリットについて解説しています。

小規模企業共済の掛け金を減額した場合のデメリットは、

減額した時以降、減額部分について、予定利率1%の運用がされなくなってしまうことです。

仮に月額7万円から6年目から月額3万円へ減額した場合には、以下のようになります。

積立してきた金額のうち、減額した部分の120万円【(減額前7万-減額後3万)✕12か月✕5年】の運用が減額のタイミングで以後ストップします。

この運用の予定利回りは1%となっています。

減額したことを理由に元本割れは起こさないのでご安心下さいね。

法人の役員で小規模企業共済に加入している場合、加入すること自体が税負担の増加になっているケースがあるので、そのような場合には、減額を検討するのがおすすめです。

小規模企業共済を減額のご相談だけでなく、加入の無料ご相談も承っております。

お気軽にご相談下さい。

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。