
こんにちは。税理士法人Accompany代表の佐藤修一です。
これまで300社の中小企業を税理士として会計、税務をサポートする中で
「なんで損益計算書で利益がでているのにキャッシュが増えないんですか?」
との質問を数多くいただきました。
いくら利益がでてもキャッシュが増えなければ、税金だけが増えて、経営は楽になってはいきません。
そこで、本ブログでは、利益がでているのにキャッシュが増えない、逆に、キャッシュが減少してしまう理由・原因について解説しています。
経営を楽にしていくための足掛かりにしていただければ幸いです。
利益=キャッシュなのか?
まず、利益=キャッシュなのか?
つまり、利益が増えれば、キャッシュが増えるのかについてですが、
答えは「NO」です。
利益が増えてても、キャッシュが増えるとは限りません。
利益は、会計のルールにもとづいて計算した「儲け」の金額です。
会計は、1年間でいくら儲かったのかを計算することを目的としています。
よって、利益は計算上の数字です。
一方、キャッシュは、保有する現金と預金残高の合計です。
キャッシュは揺るがない事実に基づく数字なのです。
利益=計算結果の数字
キャッシュ=事実の数字
の違いがあるのです。
利益がでているのにキャッシュが増えない理由は
中小企業で利益がでているのにキャッシュが増えない原因は次のようなものがあります。
- 銀行へ借入金の返済をしている
- 運転資金(売掛金-買掛金)が増えている
- 在庫が増えている
- 固定資産を購入している
- 役員貸付金が増えている
これらは、あくまで代表的ものですが、おおよその場合、上記の5つのいずれかの理由になると感じています。
つまり、利益を上記5つの金額以上に増やさない限りは、キャッシュは増えていかないのです。
利益>借入金の返済+運転資金の増加+在庫の増加+固定資産を購入となると、キャッシュは増えていくのです。
キャッシュが増えない理由ランキング
あくまで私の経験ですが、これまで累計2000社以上の決算書を見てきた中で、利益が増えていてキャッシュが増えない理由のランキングをつけるとすると、
第1位 銀行へ借入金の返済をしている
第2位 役員貸付金が増えている
第3位 在庫が増えている
第4位 売掛金が増えている
第5位 固定資産を購入している
となります。
第1位は、借入金の返済です。
多くの中小企業で利益の金額を超えて借入金の返済をしているため、キャッシュが増えていないように経験上感じます。
ではキャッシュを増やしていくにはどうすれば良いのか?
まず、なぜキャッシュが増えていないかを明確にすることです。
具体的には、
- 利益がでているか
- 運転資金は増えていないか
- 在庫は増えていないか
- 役員貸付金が増えていないか
- 固定資産を購入していないか
をすべて明確にします。
次にキャッシュが増えていない理由が
- 自社の経営上問題あるのか
- 改善できるのか
- どの程度改善できるのか
- 改善のためにどのくらい時間・労力がかかるのか
などを検討して、キャッシュが増えるようPDCAサイクルを回していきます。
【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください
弊社では、「キャッシュが増えていない理由、キャッシュが増えている理由」についてご相談を、初回無料で承っております。
決算書を2期分ご準備いただければ、100%明確にすることが可能です!
福岡市に拠点を置いておりますが、オンライン(Zoomや電話)対応も可能なため、全国どちらの地域の方でもお気軽にご利用いただけます。
キャッシュを増加させるためのシミュレーションも可能です。ぜひお問い合わせください。

佐藤 修一
税理士法人Accompany 代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。