簡単な業種別の粗利益の計算方法
経営数字の見方・活用方法
2014/08/04
2014/08/04
業種別の粗利益の計算方法については以下のとおりです。
・小売業の粗利益=売上-販売した商品の仕入代金
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・サービス業の粗利益=売上-外注費(売上とひも付け可能な外注費のみ)
人件費を売上原価に含めてしまっていることがあるようですが、
売上原価に人件費は含みません。
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・製造業の粗利益=売上-販売した製品の製造原価
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・建設業の粗利益=売上-工事原価
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粗利益とは、試算表、決算書上の売上総利益のことです。
売上総利益=売上高-売上原価となります。
粗利益とは、自社が上乗せした価値、金額のことをいいます。
粗利益が大きい‥自社が価格に多く利益を上乗せできている
粗利益が小さい‥自社が価格に多く利益を上乗せできていない
となります。
売上高とは、販売した商品・提供したサービスして受け取る金額です。
売上原価とは、販売した商品・提供したサービスに対して直接ひも付け可能なコストとなります。
販売した商品・提供したサービスに対して直接ひも付け可能なコストを引いた残りが粗利益(売上総利益)となります。
製造業、建設業以外では、売上原価に人件費は含みません。
売上原価に含まれるものとしては、仕入代金、外注費がメインとなります。
中小企業にとって、粗利益は、売上と同じくらい重要な数字です。
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佐藤 修一
佐藤修一公認会計士事務所代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。