記帳代行とは、領収書や通帳のコピーなどを会計事務所・税理士事務所に預けて、経理を外部に丸投げすることです。
記帳代行の目的は、「会計のルールで売上、経費、利益など毎月のお金の流れを把握すること」と「税金の申告のために準備すること」です。
経営者の方が会計・経理のこと、税金のことなどわずらわしいことから解放され、本業に集中するために記帳代行があります。
会計のルールとは、簿記のことです。
記帳代行とは具体的には、会計ルールに従って、多くの勘定科目などを使って、会計ソフトにお金の動きを入力していきます。
簿記のルールを知らなくても、最近の会計ソフトは簡単に帳簿を作成することができます。
しかし、多くの勘定科目がでてきたり、お金の動きだけを会計ソフトに入力しても帳簿はできません。
会計のルール上、入金=売上、支払=経費、利益=お金の残高ではありません。
借入や売掛金、買掛金があれば、お金の残高=利益とはならないのです。
毎月のきちんと利益を把握して、儲かっているかどうかを確認したうえで、経営することで、安心した経営と今後の見通しをもって経営することができます。
そして、税金の申告のために、会計帳簿が必要です。
記帳代行により会計帳簿が作成されます。
会計帳簿に基づき、税金の計算を行い、税務署に申告を行います。
一年に一回ですが、いきなり大きな税金が来ると、資金繰りが急に悪化してしまいます。
記帳代行は料金がかかりますが、安心して、本業に集中するための費用と考えれば、安い場合もあります。
記帳代行の料金は、ドンドン安くなっていますし、サービスも様々です。
記帳代行の質はどこも同じと思ったら大間違いです。
出来あがる数字とその説明は、記帳代行を行う側の事業の理解で全く異なります。
記帳代行で質の高いサービスを受けるためには、税理士事務所や会計事務所との頻繁なコミュニケーションをとることが大切です。
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