駐車場の代金は何費?勘定科目の選び方と仕訳のポイントを解説

勘定科目完全ガイド

佐藤修一

こんにちは。税理士法人Accompany代表の佐藤修一です。

お客様からのお問い合わせで、
「駐車場代(コインパーキング代)の支払いはどの勘定科目を使えばよいか」という質問をいただくことがあります。

旅費交通費や車両費など、駐車場代に関係しそうな勘定科目がいくつかあるため、迷われる方が多いのではないかと思います。。

この記事では駐車場代の勘定科目について解説しています。

勘定科目は家計簿と同じで分かりやすさが大切

勘定科目を選ぶ際の基本的な考え方は、「分かりやすさ」です。

後から、今月は経費が多かったか、少なかったかを振り返った時に、会計ソフトを見て、
経費が多かった原因・少なかった原因がすぐに一目で分かるような勘定科目の使い方をするのがベストです。

マネーフォワード、freee、弥生会計、弥生Next、会計王などの一般的な会計ソフトでは勘定科目の名前を自由に決めることができます。

そして、その名前にルールはありません。

例えば、最近だと、サブスク系のツール、アプリ、システムに関する費用が増えています。

これらを「ツール代」として、新たに勘定科目を作って、管理すること何かは結構おすすめです。

要は、自分が把握しやすく、分かればいいのです!

駐車場代を支払った時のおすすめの勘定科目は

とは言いつつも、あまりに自由に毎回異なる勘定科目を使ってしまうと、損益計算書でを見たときに、支出が増えたり、減ったりした時にその理由が分かりにくくなってしまいます。

駐車場代のおすすめの勘定科目は「旅費交通費」です。

移動のための支払いなので、「旅費交通費」として仕訳をしていることが多いです。
弊社でも「旅費交通費」を使っていることが多いです。

「車両費」は車検や洗車代など、車両の整備などに関わる支出をしたときの勘定科目として使うことが多いです。

もちろん、どの勘定科目を選んだとしても、経費として認められない、ということはありません。

駐車場代を支払った時の経理処理

駐車場代を支払った時の仕訳は、

(借方) 旅費交通費 ××円 / (貸方) 現金 ××円

となります。

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佐藤 修一

税理士法人Accompany 代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。