この記事では、「個人事業主の消費税の納付方法の一覧とおすすめの支払方法」をテーマに解説します。

本ブログでは、これまで1000人以上の個人事業主の確定申告を行ってきた税理士が、消費税の納付方法の一覧とおすすめの納付方法を解説しています。
消費税は、インボイスを発行している事業者、前々年の売上が1000万を超える事業者が納める税金です。
消費税は、3月末の確定申告時に納めます。
ただし、前年の消費税が60万を超える方は、中間納付として前払いを行う必要があります。
中間納付した消費税は、確定申告時に清算されます。
消費税を納める方法の一覧は、
- 税務署の指定日に口座振替(振替納税)
- 自分の指定した日に口座振替(ダイレクト納付)
- クレジットカード納付
- インターネットバンキング(ペイジー納付)
- ATM納付(ペイジー納付)
- スマホ決済(30万を超える場合は不可)
- QRコードでコンビニ納付
- 納付書で銀行窓口で納付
- 納付書で税務署窓口で納付
となっていて、全部で9つの方法があります。
「1.税務署の指定日に口座振替(振替納税)」と「2.自分の指定した日に口座振替(ダイレクト納付)」の違いが分かりにくいですが、
「1.税務署の指定日に口座振替(振替納税)」は、本来の納付期限の約1か月先の税務署の予め指定した日に提出した申告書の金額を元に自動で引き落としがされます。
一方、「2.自分の指定した日に口座振替(ダイレクト納付)」は、自身でe-Tax上で操作を行い、納期限までのいずれかの日にちを自分で指定し、口座から引き落としを行います。
一番楽な消費税の納付方法・支払方法
手間の観点からいえば、1の税務署指定日に預金口座からの振替納税が一番楽だと思います。
理由は、一度手続きしてしまえば、特に手続きせずに税務署の指定日に預金口座から自動で引き落としがされるからです。
また、振替納税だと、納付時期が本来の納付の期限より1か月ほど先になるため、余裕をもって資金の準備ができる観点からもお勧めです。
手続きすれば、中間納付と消費税も振替納税で行うことができるため、初期の登録の手間もかかりません。
さらに納期限までに手続きを行うことで、今年分から振替納税が可能です。
お得な消費税の納付方法・支払方法
クレジットカードが色んな特典があるので、クレジットカードがお得そうです。
ただ、2025年2月現在、クレジットカードの決済手数料が0.99%となってしまっているので、お得とは言いきれないケースが多いみたいです。
スマホ決済で色んなやり方をすれば、お得になる方法もあるみたいですが、申し訳ございませんが、詳しくないので、この記事では説明できません。
なので、私が知るかぎりでは、お得な方法はあまりないみたいです。
納付方法の詳しい説明、手続き方法は「国税庁のキャッシュレス納付」ページに記載しているので、手続き進めてみてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/cashless-nouhu
【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください
2024年の確定申告の期限は、2025年3月17日(月)です。
2024年の確定申告サービスの受付を、2025年3月5日(水)17:00まで受け付けております。
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佐藤 修一
税理士法人Accompany 代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。