忙しくても資金繰りが良くならない理由

経営数字の見方・活用方法

2014/06/06

2014/06/06

資金繰りが悪くなると以下のような悪循環が起きます。

資金がない⇒利益の少ない仕事も引き受ける

利益の少ない仕事を引き受ける⇒忙しくなる

忙しくなる⇒利益の上がる仕組みを考える時間が少なくなる

売上は増えるけど、利益が上がらない。

私も含め、中小企業の場合、売上=忙しさになることが多いように思います。

資金がなく、暇だと不安になります。

忙しいと不安が紛れます。

ですから、余計に売上を大きくし、忙しく仕事をしたくなります。

しかし、売上が大きく、忙しくてもお金が残っていないことがあります。

利益が少ないからです。

利益が大切です。
利益の重要性はコチラ

コストはお金の出るものだけではありません。時間もコストと考えるべきです。

ドラッカーがこう言っています。

「成果の限界を決めるするものは、最も欠乏した資源である。成果達成の過程では、そのような資源が、時間である」

京セラの創業者の稲盛さんのアメーバ会計でも時間をベースとして「時間当たり採算表」で業績を評価しています。

福岡の税理士 佐藤修一公認会計士事務所

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。