freeeでクレジットカードの引き落としがあった時の勘定科目は何を選べばいいのか?
freee
クラウド・オンライン会計


こんにちは。税理士法人Accompany代表の佐藤修一です。
この記事をご覧の方はクラウド会計のfreeeを使っておられると思います。
今日は、freeeを使い始めたばかりの方向けの「よくある疑問」に応えるべく、本記事を執筆することにいたしました。
短時間で読める記事となっていますので、隙間時間にご覧になっていただけると嬉しいです。
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クレジットカードの利用代金引き落とし時の勘定科目は?
クレジットカードは締日と引落日がカード会社によって定められており、締日までに利用した分が引落日に銀行から引き落とされるパターンが多いと思います。
早速結論ですが、「freeeではカードの引き落としがあった時には勘定科目を選びません」
えっ勘定科目を選ばないってどういうこと?
と疑問に思った方のために、順番に解説していきます。
freee特有の「口座」という概念
クレジットカード引き落とし時に勘定科目を選ばない理由は、freee特有の「口座」という概念があるためです。
「口座」とは一般的に銀行口座のことを意味しますが、freeeにおいては下記のようなものをすべて「口座」と呼びます。
- 銀行口座
- 現金・小口現金
- クレジットカード
- 交通系ICや電子マネーなどの決済サービスやその他各種サービス(PayPalなど)
普段は「自動で経理」や「明細の一覧」画面を使って仕訳をすることが多いと思うのですが、「口座」に関係する取引は下記の3つのパターンのうち2番目の「口座振替・カード引き落とし」を使う必要があります。
- 取引登録
- 口座振替・カード引き落とし
- 未決済取引の消込
この3つのパターンはどのような取引の時に選択するのかを表にまとめてみました。
操作の種類 | 利用するシーン |
---|---|
1.取引登録 | 勘定科目を選択して仕訳したい時に使用する |
2.口座振替・カード引き落とし | 現金や銀行口座・クレジットカードなどが関係する取引の際に使用する |
3.未決済取引の消込 | 発生と決済を紐づけて登録する際に使用する。 ※売掛金の入金があった時に以前入力した売上高と紐づけてfreeeに登録するなど。 |
freeeでは「口座」に該当する入出金は「2.口座振替・カード引き落とし」を使用して仕訳をすることが前提のため、カードの引き落としがあった時に「1.取引登録」でクレジットカード名を入力して登録しようとするとエラーになってしまいます。

次の章では、このようなエラーを回避してカードの引き落としの仕訳をする方法を解説します。
カードの引き落とし時の具体的な仕訳方法は?
前述したように、クレジットカードの引き落としがあった時の取引は「口座」が関係していますので、「1.取引登録」は使いません。
代わりに「2.口座振替・カード引き落とし」を選択します。
そしてその後に「振替先口座」の箇所で該当のクレジットカードを選択し、登録すればOKです。

クレジットカードの引き落としの際の仕訳が
未払金(〇〇カード) ××× / 〇〇銀行 ×××
となることをご存じの方は少し混乱してしまうかもしれませんが、上記の手順で操作をすれば、「楽天カード1の利用額がテスト銀行から引き落とされた」という意味の仕訳となります。
心配な場合は、画面を少し下にスクロールすると「仕訳プレビュー」を見ることができますので、登録する前に確認してみるといいかもしれません。


いかがだったでしょうか?
クラウド会計は便利な機能が多いですが、操作に慣れるまでは簡単な取引でもどのように操作したらいいか分からないことがあります。
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他にもfreee会計の便利な使い方をまとめた記事がございますので、是非ご参考になさってください。
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佐藤 修一
税理士法人Accompany 代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。