freeeで税理士いらずの確定申告のやり方｜車の固定資産台帳の登録方法

この記事では、freeeの固定資産台帳の登録方法について説明しています。

freeeは、固定資産台帳に登録すると購入した年だけでなく、購入した年以降も自動で減価償却費を計算することができ、同時に貸借対照表の計算も自動で計算するため、非常に便利です。

自家用兼業務用の「家事按分」も自動計算してくれます。

但し、固定資産台帳への固定資産の登録は、色んな項目があり、初めての方には分かり点があるかと思います。

固定資産と減価償却費について以下の記事でできるだけ分かりやすく解説しているので、ぜひ読んでみてください。

まず、メニューバーの「確定申告」から「固定資産台帳」を選択します。

ここでは１５０万で５年落ちのプリウスを購入した場合の事例でご説明します。

次の入力箇所について以下の内容を入力します。

入力箇所	入力内容
①資産の名前	車種名
②取得日	使用を始めた日、月が正しければ日にちはどうでもいいです。
③事業共用開始日	②と同じ
④勘定科目	車両運搬具
⑤面積又は数量	１　単位は入れなくても大丈夫です
⑥償却方法	定率法
⑦耐用年数	２
⑧事業利用割合	自家用兼業務用であれば　10%～90％で入力 ここでは90％と入力

中古車の耐用年数の計算方法の詳しい説明と自動計算シートのリンクが次のページにあるので、良かったら読んでみてください。

入力したら最後に「保存」をクリックします。

入力が完了したら、次の仕訳が自動で「決算整理仕訳」として作成されます。

便利ですね！

減価償却費とは、資産を経費にする時の勘定科目、事業主貸は、生活費として処理するための勘定科目で、上記だと562,500円がその年の経費になっています。

4年落ちだと全額に経費になるのでは？と思われた方もいるかもしれません。

年の途中に購入した4年落ちの中古車は、全額経費にならないのです。

先ほどの固定資産台帳への登録を1月に変更すると以下のようになります。

1,350,000円が減価償却費、149,999が事業主貸となり、合計が1,499,999円となります。

購入金額1,500,000円のうち、1,499,999円が控除された1円を残して、経理処理されたことになります。

固定資産で経理処理できる金額は、購入金額から1円を控除した金額がMAXになるます。

なぜなら、会計のルールで売却するまでに資産として認識するため1円だけ残しておく必要があるからです。