9月13日(水)の放送の福岡市のRKB毎日放送さんの「今日感テレビ」の夕方のニュースで弊所代表の佐藤のインタビューが放送されました。

放送内容は、100円という安価な価格設定で九州、福岡県内で店舗を拡大している「伊三郎製パン」と、

福岡市内のパチンコ屋に店を構え、250円という安価でラーメンを提供している「18(いっぱち)ラーメン」に関するものでした。

両店は、価格が安いため、飲食店では通常ありえない高い原価率となっています。

通常、飲食店の材料費と人件費の合計(FLコスト)が売り上げに占める割合(FL比率)は高くて60%と言われていますが、

70%を超えても成り立つビジネスモデルとなっているとのことで、

同時に安定した高いクオリティーをどうやって実現しているのかについて税理士としてのプロの目線から取材でした。

この一般飲食店ではありえないビジネスモデルが成立するには、

セントラルキッチンの存在、

材料費、人件費以外のコストの固定費をとことん削減すること、

圧倒的な客数、回転率を継続的に確保することの3つにありました。

取材の前に、ラーメン店のお客様との打ち合わせだっただけに、特に客数については、その数字を聞いて非常に驚かせれました。

結果として、売上から材料費、経費を差し引いて最終的な利益を確保が目的であって、

88%の原価率でも利益が確保できるという「俺のフレンチ」などのように、

近隣の他店にはない利益の出る「カタチ」をイメージして、ビジネスモデルを作ることの大切さを考えさせられました。