GMOペイメントゲートウェイは、損保ジャパン日本興亜と平成30年9月より中小企業向けの資金調達サービス「早期資金化サービス」を開始しました。
GMOペイメントゲートウェイが行っていたファクタリングサービス「GMO BtoB早払い」より手数料を下げることが可能になるようです。
「GMO BtoB早払い」を利用する場合、手数料が2.0%~となっていたのが、「早期資金化サービス」を利用すれば0.5%~と大幅引き下げるなる見込みです。
以下が「GMO BtoB早払い」と「早期資金化サービス」の比較になります。
早期資金化サービス | GMO BtoB早払い | |
審査期間 | 原則3営業日 | |
債権買取合計金額 | 100万円~1億円 | |
買取社数 | 1社~ | 3社~ |
手数料 | 0.5% | 2.0% |
損保ジャパンの取引信用保険の加入 | 必要 | 不要 |
損保ジャパン日本興亜の「取引信用保険」とは、得意先の売掛金が回収できない場合に、企業に保険金を支払うサービスです。
入金遅延の発生したタイミングで保険金を受け取ることができる「BCP特約」もあるようです。
この「早期資金化サービス」と「取引信用保険」の組み合わせにより、以下の効果が見込めると思います。
更なる短期的なキャッシュフローの改善+得意先の貸倒によるキャッシュフロー悪化リスクの低減
国内から海外への輸出を行っている企業など売掛金の入金サイトが長いケース、与信情報の把握が困難なため売掛債権の貸倒に対する不安がある方などにおすすめなサービスになるのではと思います。
是非ご活用ください。

佐藤修一公認会計士事務所代表、合同会社CMA代表
キャッシュフロー経営コンサルタント 公認会計士 税理士
新日本有限監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)の東京事務所で上場企業の会計監査、総務省委託研究経理検査、内部統制構築支援、財務のデューデリジェンスに従事
その後、地元の福岡の中堅の税理士法人にて、中小企業の経営を会計、税務面からサポート
試算表ではキャッシュフローが見えない、経営できないと感じ、キャッシュフローを重視した経営の必要性を痛感し、佐藤修一公認会計士事務所を2013年8月に開業
開業後は、創業期の会社から上場準備会社まで中小企業の成長のための投資に備え、倒産しない、筋肉質の会社を作るためのキャッシュフロー経営の普及、freeeやマネーフォワードなどクラウド会計を使った経理の効率化・スピードアップを図り、経営ビジョンの明確化、実現のためのサポートを行っている
北部九州公認会計士協会所属 登録番号 028716
九州北部税理士会 福岡支部所属 登録番号 125272
経済産業省認定 経営革新等支援機関