創業当初のお客様や新規のお客様に損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書など、試算表の数字を見る時、なるべく円単位ではなく、 千円単位や万円単位でみるようにお願いしています。
千円単位で数字をみるメリットは、2つあります。
まずは、千円未満の金額の大小で経営の判断が変わることは無いからです。
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算は、過去の数字を把握して、
将来の経営に活かすためにあります。
仮に、経費が600円多かったら‥
売上が900円多かったら‥
預金が400円少なかったら‥
とは、なかなかならないと思います。
もうひとつは、全体として数字を把握するのに、千円単位、万円単位の方が見やすいからです。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を円単位で数字を見ると、たくさんの数字が並んでいて、ごちゃごちゃとしてしまいます。
千円単位、万円単位で数字を見ると、見るべき数字が少なくなり、すっきりとして見やすくなります。

佐藤修一公認会計士事務所代表、合同会社CMA代表
キャッシュフロー経営コンサルタント 公認会計士 税理士
新日本有限監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)の東京事務所で上場企業の会計監査、総務省委託研究経理検査、内部統制構築支援、財務のデューデリジェンスに従事
その後、地元の福岡の中堅の税理士法人にて、中小企業の経営を会計、税務面からサポート
試算表ではキャッシュフローが見えない、経営できないと感じ、キャッシュフローを重視した経営の必要性を痛感し、佐藤修一公認会計士事務所を2013年8月に開業
開業後は、創業期の会社から上場準備会社まで中小企業の成長のための投資に備え、倒産しない、筋肉質の会社を作るためのキャッシュフロー経営の普及、freeeやマネーフォワードなどクラウド会計を使った経理の効率化・スピードアップを図り、経営ビジョンの明確化、実現のためのサポートを行っている
北部九州公認会計士協会所属 登録番号 028716
九州北部税理士会 福岡支部所属 登録番号 125272
経済産業省認定 経営革新等支援機関