創業当初のお客様や新規のお客様に損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書など、試算表の数字を見る時、なるべく円単位ではなく、 千円単位や万円単位でみるようにお願いしています。

千円単位で数字をみるメリットは、2つあります。

まずは、千円未満の金額の大小で経営の判断が変わることは無いからです。
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算は、過去の数字を把握して、
将来の経営に活かすためにあります。
仮に、経費が600円多かったら‥
売上が900円多かったら‥
預金が400円少なかったら‥
とは、なかなかならないと思います。

もうひとつは、全体として数字を把握するのに、千円単位、万円単位の方が見やすいからです。

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を円単位で数字を見ると、たくさんの数字が並んでいて、ごちゃごちゃとしてしまいます。

千円単位、万円単位で数字を見ると、見るべき数字が少なくなり、すっきりとして見やすくなります。