中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の加入方法について解説

税務・節税

2024/03/21

2024/03/21

弊所へのお問い合わせの中でも、

「中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の加入方法が分からない…」

「公式サイトを見たけど、よく分からなかった…」

という相談が増えています。

この記事では、中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の加入方法について、具体的な手順まで詳しく解説させていただきます。

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

<注意!>
中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)ですが、実は加入をしない方が良いケースも多いです。

例えば…
・節税だけを目的としている
・資金を増やしていきたい
のようなケースです。

この記事では、加入方法について解説していますが、まずは御社が加入する方がよいのかを検討するのをおすすめしています。

弊社にお問合せ頂けましたら、御社が加入する方がよいのかどうかをアドバイスさせて頂いております(初回相談は無料)。

まずはお問い合わせページのフォームよりお問合せをお待ちしております。

 

早速結論ですが…中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)の加入方法には下記の2種類があります。

1.窓口手続きでの加入方法

2.オンライン手続きでの加入方法

 

窓口手続きでの加入方法

加入要件の確認

まず自分の会社が加入要件を満たしているか確認してみましょう。

主な要件は、事業の継続年数、従業員数、資本金があります。

以下に、独立行政法人中小企業基盤整備機構の公式URLを記載しているので、ご参考になさってください。

倒産防止共済制度に加入できる個人事業主とは?

倒産防止共済制度に加入できる会社とは?

倒産防止共済制度に加入できる組合とは?

 

申込フォーム

加入要件の確認をしましたら、申込フォームで手続きをおこないます。

※申込フォームはこちらから

質問は3問程度で誰でも簡単におこなうことができます。

その後「書類での手続き」にて、必要書類の準備から提出までの案内がありますので、流れに沿ってお手続きをしてください。

 

オンライン手続きでの加入方法

おおまかな流れは次のようになります。

 

gBizIDプライムの作成

オンラインで手続きをするためには、まずgBizIDプライムというものを作成する必要があります。事業区分・マイナンバーカードの保有状況等により、申請方法が異なりますのでご注意ください。

【個人事業主】
マイナンバーカードをお持ちでない方
マイナンバーカードをお持ちの方

【法人】
書類郵送申請

 

必要事項入力

gBizIDの認証が完了後、重要事項説明と必要事項登録の画面に遷移しますので、ご確認、ご入力をお願いします。

 

掛金引落口座の設定

個人事業主の方で、個人名義の口座を設定される場合はオンラインで登録が可能です。(屋号名義の口座は金融機関によって利用できない場合があります)

法人の方や法人名義の口座の設定は、窓口でのお手続きとなります。

 

確認メール送信 申請内容の印刷

申請が完了すると、受付確認メールが送信されます。

申請内容をPDFでダウンロードできる状態になるので、必ずダウンロードして印刷してください。

 

代理店・委託団体に提出 資格審査(40~60日)

印刷した申請書を、登録取扱機関としたい代理店や委託団体、金融機関などの窓口にご提出ください。

※加入窓口はこちらから

その後、提出した書類をもとに、加入要件に関して審査を行います。

 

審査結果の通知契約証書ご送付

加入資格の確認が完了しましたら、契約証書などの書類が郵送されます。

以上で加入手続きが完了となります。

 

まとめ

これまで、中小企業倒産防止共済の申請方法について解説させていただきました。

どちらの手続きでも、書類のご準備や窓口での手続きは必要となります。

しかしオンラインを使った手続きで特に個人事業主の方は、加入まで非常にスムーズにいくのではないかという印象でした。

「中小企業倒産防止共済に加入したいけど、毎日忙しくて窓口申請が難しそう…」

という方がいましたら、オンラインで申請をしてみてはいかがでしょうか。

 

また、弊所は中小企業倒産防止共済に関するお悩みのご相談も承っております。

「この記事を読んだけど、うちは共済に加入しても大丈夫か」という不安がございましたら、ぜひ、お問い合わせください。

御社が加入したほうがよいかどうか、初回無料でアドバイスさせていただきます。

まずはこちらのフォームよりお問合せをお待ちしております。

 

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。