飲食業、美容室、店舗小売り業などで利用が進んでいるクラウド型のPOSレジアプリ、AirREGI(エアレジ)のご案内です。

タブレット型のPOSレジアプリには、ユビレジなどもありますが、今回は無料で簡単に使えるエアレジのご紹介になります。

エアレジは、お店の「タイヘン」を「カンタン」にするPOSレジアプリをコンセプトとし、使いやすさ、低コスト、管理業務の効率化により、「おもてなし」に十分に力を注ぐことを目的としています。

そして、エアレジは、「エアペイ(AirPAY)」、「モバイル決済 for AirREGI」、「レストランボード」、「MFクラウド」「freee」と連携が可能となっています。

ここでは、主に、飲食店の方がエアレジを活用するための基本機能、連携機能や導入メリットについて説明しています。

 

目次

エアレジの基本機能

エアレジの基本機能は以下のようになっています。

エアレジでできる会計・レジ機能とは

 

タブレットを使って、上記のような画面からタッチすることで会計することができます。

メニューごとに価格を設定するため、レジの打ち間違い、計算間違いなどを防止することができます。

メニューごとの割引、クレジットカード支払いなどにも対応しています。

エアペイ(AirPay)決済サービスとは

「エアペイ(AirPAY)」とエアレジを連携すれば、注文から会計が一括で可能になり、レジ業務の効率化を図ることができます。

エアペイ(AirPAY)は、クレジットカード決済端末で、は、月額固定費ゼロ、振込手数料ゼロで利用できます。

決済手数料は3.24%~と業界最安水準です。

エアペイ(AirPAY)は、VISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、DISCOVERカードに対応しています。

モバイル決済 for AirREGIとは

また、「モバイル決済 for AirREGI」を使えば、スマートフォンによる支払い、中国人の方が使う「AliPay(アリペイ)」で代金決済が可能になります。

モバイル決済 for AirREGIは、導入費用、月額利用料は無料で、オンライン上申込ができます。

このモバイル決済 for AirREGIを使えば、飲食店で重要な訪日中国人、インバウンド観光客対応で集客力アップの可能性があります。

その他「LINE Pay」「d支払い」にも対応しており、キャッシュレスにつながります。

レジ金管理・レジ締め機能

エアレジでレジ内の現金、レジ締めを行うことができます。

エアレジ内で、釣銭準備金を開店前にセットすれば、エアレジ内で集計した現金売上を集計し「想定内レジ金額」が自動で集計されます。

この「想定内レジ金額」とドロア内の実際の現金をカウントし、誤差が無いか確認することでレジ締めを行うことができます。

手書きの伝票の場合と比べた場合、レジ締めが1日30分から1時間ほどかかっていたのが、10分ほどに短縮できた事例もあるようです。

エアレジでできる売上分析・粗利益分析管理機能とは

売上分析機能は、時間軸をベースとした日別売上分析、商品別売上分析の2つの機能があります。

日別売上分析

この日別売上分析は、①時間帯別(1時間あたり)、②日別、③曜日別、④月別、⑤年別の5つの時間軸で集計することができます。

集計できる数字は以下のようになっています。

①売上総額
②会計数(組数)
③会計単価(組単価)
④客単価
⑤販売商品数
⑥支払い方法別売上(現金とその他【クレジットカードなど】の内訳)
⑦割引額

これらの分析情報を駆使することで、以下のようなことを検討することにより収益アップを図ることができます。

・1品追加(デザート、ドリンク等)による客単価アップ
・時間帯、曜日別の集客方法・特典内容の見直し
・組当たり人数に合わせた座席レイアウトの変更
・仕入れ量の適正化による食材ロスの削減による原価率の低減
・シフトの見直しによる人件費の見直しなど多くのアプローチが可能に

 

 

商品別売上分析

 

この商品別売上分析では、1日、1週間、月、複数月、年など任意の時間軸・期間を設定し、以下の商品別の売上金額・粗利益金額・販売点数を分析することができます。

①商品別の売上金額・粗利益金額・販売点数
②カテゴリー別の売上金額・粗利益金額・販売点数

これらの商品別、カテゴリー別の売上、粗利益・販売点数の分析による以下のような収益アップを検討するきっかけとなります。
・売上予測の精度が高まることによる仕入れ量の適正化によるロス減少による原価率低減
・メニュー表のレイアウト、店内POP見直しによるおすすめメニューの売上アップ
・売上のみならず、粗利益を確保するためのメニュー見直しへ

 

 

エアレジでできる予約管理・テーブル管理・顧客管理機能とは

エアレジと「レストランボード」を連携すれば、予約管理、テーブル管理・顧客管理が可能になります。

 

・予約管理
予約時に日時、人数、名前、電話番号、コース、テーブル、確保時間を入力することで、予約受付を行うことができます。

誕生日、アレルギーなど顧客ごとなどの顧客ごとの個別情報を入力することが可能です。

・テーブル管理
テーブルごとの来店からの着席時間が表示されるため、テーブルごとの稼働率管理を行っている場合、おすすめです。

・顧客管理
お客様情報の登録し、顧客情報や来店履歴の把握が可能になります。

来店日数と来店回数管理し、RF分析を行い、計画的に来店促進を促すために、メッセージ配信機能なども備わっています。

店舗全体での顧客情報の共有、顧客満足度アップにもつなげることができます。

エアレジの会計ソフト、MFクラウド、freeeとの連携機能とは

エアレジは、オンラインの会計ソフト、MFクラウド会計、freeeと連携することができます。

エアレジとオンライン会計の連動により、日々の売上がMFクラウド会計、freeeへ自動で反映されていくので、会計ソフトへの入力の必要が無くなります。

MFクラウド会計とfreeeについての詳しい説明はこちら

MFクラウドやfreeeと連携し、経理を行うことで、売上だけでなく、原価、経費考慮し、利益が残っているか、利益が返済できる金額、税金、投資に回すための水準以上になっているかを確かめながら経営することができます。

 

 

ここでは、エアレジの基本機能と各種アプリとの連携機能についてご説明しました。

こちらでご説明したアプリ以外にも以下のようなアプリがあります。

・「Air SHIFT」:シフト管理、シフト表作成・共有アプリ
・「Air RESERVE」:予約管理を一元管理できる
・「Air WAIT」:顧客の待ち時間を管理するアプリ
・「おみせのでんき」:電気代削減アプリ

今後の連携で楽しみなのは、エアレジハンディ「Air REGI ハンディ」です。

エアレジハンディとは

エアレジだとオーダーエントリーができませんでしたが、このエアレジハンディを使えば、キッチンプリンターに注文内容が送信され、キッチン伝票が印刷されます。

来店⇒注文⇒注文送信⇒会計・レジの4つが連携するため、エアレジハンディで業務効率化を図ることができる可能性があります。

平成30年中にリリース予定とのことなのでリリースが楽しみです。

 

エアレジ導入費用について

最後にエアレジの導入費用ですが、導入にはipad、レシートプリンター内臓のキャッシュドロア又は、レシートプリンター及びキャッシュドロアが必要となります。

但し、テイクアウト可能な店舗は、軽減税率補助金の対象となり、以下の価格で導入可能です。

参考価格経験税率補助金価格
ipad※37,790円18,895円
レシートプリンター内臓
キャッシュドロア
54,800円18,267円
レシートプリンター36,900円12,300円
キャッシュドロア7,980円2,660円

※エアレジはAPP Storeからダウンロードできるため、他のタブレットでは導入できませんのでご注意ください。

軽減税率補助金申請は、2019年9月30日までに購入した機器が対象となります。

 

以上のように無料で使える便利なエアレジですが、導入後、業務をいかに楽にできるか、経営内容の見える化により、集めた情報をいかし、どれだけに収益力アップにつなげるかが大切だと思います。

弊所では、飲食店の方向けに税務・会計・経理サービスを行っております。

法人、個人事業に関わらず、1店舗当たり一律月額9,800円の料金体系となっております。

料金体系に関する詳しい説明はこちら

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飲食店の方で、エアレジ、その他ユビレジ、スマレジ等を導入し、業務の効率化を行い、経営に集中したい方、お気軽にご連絡ください。