【ファイルボックス・クラウドBox編】freeeとマネーフォワードの違い【24年最新版】|専門税理士が分かりやすく解説!

ツール・アプリ

2024/06/21

2024/06/19

この記事では、

「freeeの ”ファイルボックス” とマネーフォワードの ”クラウドBox” の機能の違い」

についてご説明します。

・これから事業を始めるために会計ソフトを検討している方

・マネーフォワードかfreeeで迷っている方

・帳簿付けを効率的にしたい方

にぜひ読んで欲しい記事になっています。

【この記事で分かること】

①それぞれのプラン料金と容量が分かる

②freeeファイルボックスの機能が分かる

③マネーフォワードクラウドBoxの機能が分かる

④上記の面を比べて、あなたに合う会計ソフトがどちらなのかが分かる

この記事の結論ですが、

・「電子帳簿保存法の対応」と「日々の帳簿付けの効率化」を両立したい、という方でしたらfreee

・領収書の枚数が少ないから、できるだけ料金を抑えたい、という方でしたらマネーフォワード

を導入するのがよいでしょう。

上記の結論になる理由について、記事の中で詳しく解説させていただきます。

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

弊社では、今まで300社以上マネーフォワード(MFクラウド)・freeeの導入サポートを行っており、顧問契約が無いお客さまでもお申込み可能です。

弊社は福岡県にありますが、オンライン対応していますので、全国どこの方でも対応させていただいております。

初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、クラウド会計導入を検討していて悩んでいる方は、ぜひ弊社に一度ご相談頂けたら幸いです。

これまで100社以上マネーフォワード(MFクラウド)もfreeeも同じ数ほどのお客様で導入し、両者非常に優れたクラウド会計だと感じています。

しかし、メリットばかりではなく、デメリット、導入時の大変さがあるのは事実で、過大な期待のもとにクラウド会計を導入すると導入に失敗する原因になりかねません。

クラウド会計の導入を検討している方は、まずはこちらのフォームよりお問合せをお待ちしております。

下記の記事では、”ファイルボックス”と”クラウドBox”だけでなく、機能面、料金面の比較、どんな方がそれぞれ向いているのかについて、利用しているスタッフの声、導入されたお客様との対話の中で感じたことをもとに実務家目線で解説しています。

freeeとマネーフォワードのどちらを選ぶか検討していて、どんな面を比較すればいいかわからない方は、まずは下記の記事を参考にしてみてください。

さっそく本題に入ります。

freeeファイルボックスの料金プランと容量は?

まずは、freeeファイルボックスについて、「料金プラン」と「容量」をみていきましょう。

料金プラン

freeeファイルボックスは法人・個人事業主問わず、
freee会計を導入している方であれば追加料金はかかりません。

料金プランは個人と法人とでは異なるので、公式サイトの料金表を参考にしてください。

↓【freee料金表はこちら】
【個人】 【法人】

また、従業員アカウントの招待についても従量課金はかかりません。

容量

法人の場合は、1か月あたり10GBまでの帳票データをアップロードすることができます。

JPGデータの場合、レシート1枚の画像データのサイズは約3,000~4,000KBほどでした。

ということは、1カ月あたり約3,000枚の写真をアップロードできることになります。

おそらくこの枚数を1カ月で超えるということはないのではと思います。

個人事業主の場合は、プランによって容量が大きく異なります。

スタータープランは1か月あたり5枚まで、スタンダードプラン以上は1か月あたり10GBまでの帳票データをアップロードすることができます。

個人事業主で、ファイルボックスを活用したい!という方は、スタンダードプラン以上を契約することをおススメします。

マネーフォワードクラウドBoxの料金プランと容量は?

続いて、マネーフォワードクラウドBoxについて、「料金プラン」と「容量」をみていきましょう。

料金プラン

マネーフォワードクラウドBoxは、法人の場合はクラウド会計、
個人事業主の場合はクラウド確定申告を導入している方であれば
追加料金はかかりません。

料金プランは個人と法人とでは異なるので、公式サイトの料金表を参考にしてください。

↓【マネーフォワード料金表はこちら】
【個人】 【法人】

また、従業員アカウントの招待についても従量課金はかかりません。

容量

法人のビジネスプランの場合は、
帳票データのアップロードに上限はありません

スモールビジネスプランの場合は、
1か月あたり1000件まで帳票データをアップロードすることができます。

個人事業主のパーソナルプラン以上の場合は、
帳票データのアップロードに上限はありません

パーソナルミニプランの場合は、
1か月あたり1000件まで帳票データをアップロードすることができます。

freeeファイルボックスの機能は?

「料金プラン」と「容量」について、

・freeeファイルボックス

・マネーフォワードクラウドBox

の違いは理解できたかと思います。

その上で次は、「機能」の面を、それぞれ見ていきましょう。

まずは、freeeファイルボックスについてです。

freeeファイルボックスの機能で一番に挙げられるのは、「電子帳簿保存法」に対応できるところです。

電子帳簿保存法とは簡単にご説明すると、

「電子データで受け取った書類については、電子データのまま保存しなければならない」

という制度です。2024年1月から法人・個人事業主問わず対応が義務化されました。

請求書や領収書のアップロード方法も簡単で、

スマホアプリから撮影してアップロード

パソコンからファイルをアップロード

スキャナからアップロード

など、ご自身のやりやすい方法から選べます。

また、取り込んだ書類から情報を自動認識して、
日々の帳簿付けのミスを少なく効率的におこなうことができます。

日付や金額だけでなく、適格請求書発行事業者かどうかまで自動認識してくれるので、
自計化を進めたい方にはおすすめです。

マネーフォワードクラウドBoxの機能は?

続いて、マネーフォワードクラウドBoxの「機能」の面について見ていきましょう。

マネーフォワードクラウドBoxも同様、「電子帳簿保存法」の対応が可能です。

主なアップロード方法は以下の通りです。
メールなどでデータを添付する要領で簡単にできる印象です。

パソコンからファイルをアップロード

すでに作成した仕訳に添付してアップロード

また、「AI-OCRから入力(β)」という機能は、自動仕訳ルールを設定さえすれば
情報を自動認識して仕訳候補まで作成することが可能です。
いつも決まった内容の領収書があれば、どんどん活用していきたいですね。

ただこの機能は制限と従量課金が発生します。詳細は以下の通りです。

プラン名 制限と従量課金
・パーソナルミニ
・スモールビジネス
1か月あたり仕訳作成数は5件まで可能。
6件以上作成する場合は、プランのアップグレードが必要。
・パーソナル
・パーソナルプラス
・ビジネス
1か月あたり6件以上の仕訳作成をする場合、
6件目以降は1件あたり20円(税抜)の従量課金が発生。

まとめ

最後にこの記事の内容を表でまとめます。

freee
ファイルボックス
マネーフォワード
クラウドBox
料金 ★★★☆☆ ★★★★★
容量 ★★★★★ ★★★★☆
機能面 ★★★★★ ★★★★★
会計との相性 ★★★★★ ★★★☆☆

料金面については、特に個人事業主だとfreee会計の料金がマネーフォワードと比べると高く感じるかもしれません。

容量と機能面については、多少の違いはあるものの、日々の運用に大きな差が出るようなものではないと思います。

一方、会計との相性については2つとも素晴らしい機能ですが、マネーフォワードクラウドBoxの従量課金だけが少しネックになってしまうかもしれません。

その上で、この記事の結論をまとめると、

・「電子帳簿保存法の対応」と「日々の帳簿付けの効率化」を両立したい、という方でしたらfreee

・領収書の枚数が少ないから、できるだけ料金を抑えたい、という方でしたらマネーフォワード

を導入するのがよいかもしれません。

しかし、

「なんとなく違いは分かったけど結局どっちが自社に適していて、機能を最大限活かせるのか」

「ファイルボックスとクラウドBoxにおいてどちらを選ぶべきかは分かったけど、料金面や記帳のしやすさなど総合的に考えたらどちらの会計ソフトがいいのか分からない」

という方もいらっしゃると思います。

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

弊社では、今まで300社以上マネーフォワード(MFクラウド)・freeeの導入サポートを行っており、顧問契約が無いお客さまでもお申込み可能です。

弊社は福岡県にありますが、オンライン対応していますので、全国どこの方でも対応させていただいております。

初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、クラウド会計導入を検討していて悩んでいる方は、ぜひ弊社に一度ご相談頂けたら幸いです。

これまで100社以上マネーフォワード(MFクラウド)もfreeeも同じ数ほどのお客様で導入し、両者非常に優れたクラウド会計だと感じています。

しかし、メリットばかりではなく、デメリット、導入時の大変さがあるのは事実で、過大な期待のもとにクラウド会計を導入すると導入に失敗する原因になりかねません。

クラウド会計の導入を検討している方は、まずはこちらのフォームよりお問合せをお待ちしております。

下記の記事では、”ファイルボックス”と”クラウドBox”だけでなく、機能面、料金面の比較、どんな方がそれぞれ向いているのかについて、利用しているスタッフの声、導入されたお客様との対話の中で感じたことをもとに実務家目線で解説しています。

freeeとマネーフォワードのどちらを選ぶか検討していて、どんな面を比較すればいいかわからない方は、まずは下記の記事を参考にしてみてください。

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。