固定費を把握する重要性

経営数字の見方・活用方法

2014/06/04

2014/06/04

先日、無料相談に来られたお客様の事例です。

そのお客様は、福岡の大野城市内でサービス業をされています。

資金繰りに関しての相談でした。

まず、「毎月、どれくらいの経費がかかっていますか?」と質問しました。

お客様は、「だいたい○○円ぐらいです」と答えました。

数字を見て、質問し、毎月の経費を計算すると、お客様の答えた○○円は実際より少ない金額でした。

お客様は、弥生会計を利用され、会計ソフトへの入力を行っていましたが、入力後の数字の見方が分かっていませんでした。

サービス業ですので、仕入はありませんし、原価はかかりません。

毎月の経費より多くの売上をあげなければ、資金繰りは、苦しくなります。

毎月の経費がいくらかかっているかを把握していないと、目標の売上が明確になりません。
売上の目標が明確でない場合、目標の売上を達成できなくなり、資金繰りが大変になる可能性があります。

毎月の経費の把握をするには、会計ソフトやエクセルでの管理が必要となります。

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。