グループ会社経営の目的は、グループ会社個々の利益を増やすことではなく、グループ会社全体としての利益を増やすことです。
グループ会社全体のとして純粋な利益、使える資金、投資総額を把握しているでしょうか?
通常のグループ会社で経営していると、グループ間で人、モノ、カネが動きます。
そして、グループ間で取引を行う場合、一定の利益を載せて取引を行います。
純粋な数値とは、グループ間の取引を除いたグループ外部取引のみの数値の事です。
グループ会社で経営しているという事は、ある程度、事業の規模が大きくなっています。
数字から分かることは限られています。
しかし、事業が大きくなればなるほど、現場に出て、会社全体を把握することが難しくなってきます。
どうしても会計数値から経営の実態、現場の変化、異常を把握する必要性が高くなります。
グループ会社全体の経営実態を会計的に把握する方法を「連結決算」と言います。
グループ会社単体での試算表、決算書には、グループ会社間の取引が含まれた金額が売上、利益等に表示されます。
グループ会社個々の決算書をみても、グループ会社全体の純粋な「儲け」、「使える資金」、「投資総額」は把握できません。
グループ会社の純粋な経営実態を把握するための「連結決算」を行うには以下の図のような流れが必要です。
グループ全体での経営実態の把握を行わない場合には、
グループ全体としての「儲け」いくらなのか、
その金額は十分なのか、増えているのか、減っているのかが把握できないため、
経営の方向性を見失ってしまう可能性があります。
また、経営計画もグループ間取引を除いた数値で作成しなければなりません。
弊所では、グループ間の取引を除いたキャッシュフローベースでのグループ全体の経営実態の把握のためのサポートさせていただきます。
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