「税理士の乗り換え」を考えていませんか?
現在の税理士に不満があっても、いつどのように乗り換えをすればいいいか迷うことも多いかと思います。
コミュニケーションのトラブル、料金に対する不満、経営アドバイスが不足していると感じた場合、税理士の乗り換えは、企業経営において非常に大切な意思決定です。
本記事では、「佐藤修一公認会計事務所」の代表を務めている私が、
・税理士を乗り換える前に見直すべきポイント
・乗り換えを検討し始めるべき具体的なサイン
・乗り換えることで期待できる改善効果
・乗り換えを成功させるための具体的な手順
について解説します。
税理士の乗り換えに関する不安を解消し、スムーズに移行するための実践的なアドバイスを提供します。
【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください
佐藤修一公認会計士事務所では、税理士の乗り換えを検討されている中小企業経営者や個人事業主の方々向けに、無料相談を実施しています。
現在ご依頼されている税理士に対して、以下のようなお悩みがある場合、ぜひご相談ください。
・税理士とのコミュニケーションがうまくいかない
・料金とサービス内容のバランスに不満
・専門知識や業務の正確性に対する不安
・税務処理の遅延やミスへの不安
・クラウド会計ソフトなど、最新のデジタルツールに対応できていない
・経営相談が受けられない
弊所は福岡市にありますが、オンライン対応していますので全国どこの方でも対応させていただいております。
初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、まずはお問い合わせページのフォームよりお問合せをお待ちしております。
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それでは、本題に入ります。
目次
① 税理士を乗り換える前に見直すべきポイントとは?
まずは、税理士を乗り換える前に、どのポイントを見直すべきかについて解説します。
現在の税理士に満足していない場合、何が不足しているのかを整理することが大切です。
税理士に求める役割の再確認
税理士は単に税務処理をするだけでなく、経営サポートや節税対策など多岐にわたる役割を持ちます。
まず、現在の税理士がどのような役割を担っているのか、自社のニーズに応じた適切なサポートが得られているかを再確認しましょう。
税務だけでなく、経営アドバイスや財務計画などの支援が十分に行われているか、またその品質に満足しているかを振り返ることが大切です。
現在の税理士が合わないと感じる理由を整理しよう
税理士を乗り換える前に、なぜ現在の税理士に不満があるのかを整理しましょう。
・コミュニケーションがうまくいっていない
・対応が遅い
・専門知識に不安がある
など、具体的な理由を明確にすることで、次に選ぶ税理士に何を期待すべきかが見えてきます。
また、これにより税理士を選ぶ基準がはっきりし、失敗のリスクを減らすことができます。
② 税理士変更のサイン:こんな時に乗り換えを検討しよう
次に、税理士を変更するべきか判断するサインについて解説します。
弊所に乗り換えの相談をいただく際には、よくお伺いする不満なケースがいくつかあります。
また、周りの税理士からも、同様のケースについて耳にすることが多いです。
ここでは、そのケースが多い順に5つのサインをご紹介します。
コミュニケーションの問題や料金に対する不満、サポートの質に課題がある場合、乗り換えを検討するタイミングかもしれません。
では、具体的なサインについて詳しく見ていきましょう。
⑴ コミュニケーションに違和感を感じる場合
税理士とのコミュニケーションは、ビジネスにおいて極めて重要です。
説明がわかりにくい、質問に対して返答が遅いなど、日々のやり取りにストレスを感じるようなら、それは乗り換えのサインかもしれません。
特に、税理士は経営パートナーでもあるため、円滑なコミュニケーションが求められます。
対応が遅く、連携が取れない税理士は、業務効率にも悪影響を与えかねません。
具体的には、
・税理士が顧客の質問に対して返答が遅れたり、曖昧な返答を繰り返し、信頼感が薄れた
・顧客との面談時、専門用語が多すぎて説明が分かりにくく、質問もしづらい状況が続いた
・担当者がたびたび変更され、引き継ぎが十分に行われず、業務内容の理解が進まないまま作業が行われた
・知らないうちに、何の説明なく仮払金・役員貸付金がどんどん大きくなっている
という事例が挙げられます。
⑵ サービスに対する料金が高すぎると感じた時
現在の税理士に支払っている料金がサービス内容に見合っていないと感じた場合も、見直しを検討すべきタイミングです。
税理士の料金は決して安くはないため、他の税理士との比較検討は常に必要です。
同等のサービスを提供しながら、よりリーズナブルな価格設定をしている税理士が存在する可能性があります。
具体的には、
・毎月顧問料を支払っているが、年1回のサービスになっているので、コスト削減をしたい
・毎月の顧問料に加えて、決算時に事前の説明なく、予期せぬ追加費用の請求があった
・クラウド会計を導入したり、自社で経理を行っているにも関わらず、料金が以前と変わらない
という事例が挙げられます。
⑶ 経営サポートが不足していると感じる場合
税理士には税務だけでなく、経営面でのアドバイスも求められることがあります。
もし、現在の税理士から十分な経営サポートが得られていないと感じたら、乗り換えを検討する価値があります。
ビジネス成長のために、適切な助言をしてくれる税理士を探すことが重要です。
具体的には、
・試算表、決算書の説明が表面的なもので分かりにくく一方的、会計からビジネスの変化や問題点・改善点などが分からない
・顧問税理士の関心が税務に関する業務のみで、業界理解の理解がなく、経営の支援姿勢が一切見られなかった
・毎月、毎年変化のないサービスが繰り返され、節税や補助金・助成金などの提案がない
という事例が挙げられます。
⑷ 専門知識の不足や最新技術への対応に不安がある時
税務の知識は常に更新され、技術も進化しています。
最新の税制改正やデジタルツールへの対応ができていない税理士は、ビジネスにとって不利となる可能性があります。
こうした状況を感じたら、時代に合ったサービスを提供できる税理士を検討する必要があります。
具体的には、
・顧問税理士が最新の税制改正に関して知識が不足しており、適切な対策が取れなかった
・クラウド会計ソフトの導入を求めたが、税理士が対応できず、業務の効率化が進まなかった
・チャットやSlackなどを使ったやりとりをしたいが、メールやFAXを使ったやりとり、紙の資料提出が求められる
という事例が挙げられます。
⑸ 素早い対応が期待できない時
税務処理やアドバイスの遅延は、ビジネス損失に直結します。
特に急な税務問題や経営のトラブルに対して迅速な対応が期待できない税理士は、リスク要因となり得ます。
このようなケースが続く場合、信頼できる税理士への乗り換えを検討することが望ましいです。
具体的には、
・毎月顧問料を払い、資料を提出しているのに納税金額の通知が納期限ギリギリ
・緊急の相談に対して、税理士からのレスポンスが遅く、結果として経営判断が遅延した
・時間的に余裕をもって対応しているにも関わらず、月次決算が3カ月以上遅れている
という事例が挙げられます。
③ 税理士の乗り換えで期待できる改善効果とは?
次に、税理士を乗り換えることで期待できる改善効果を4つご紹介します。
⑴ より良いコミュニケーションが業務をスムーズにする
税理士とのコミュニケーションは、経営に大きな影響を与える重要な要素です。
しっかりと意思疎通ができ、スムーズな対応が期待できる税理士であれば、経営や税務処理がより効率的に進行します。
特に、問い合わせに対して迅速かつ適切な返答が返ってくることが重要です。
タイムリーな対応がない場合、ビジネスに支障をきたす可能性もあります。
弊所では、原則、2営業日以内のレスポンスをとしています。
お客様への寄り添い、お客様への役立ちを第一に考え、専門用語をできるだけ分かりやすい言葉に置き換えてコミュニケーションをとるよう心がけています。
⑵ 費用対効果の高いサービスを受けられる
税理士の料金は決して安くはないため、費用に見合ったサービスが提供されているかを見直すことは非常に重要です。
特に、サービスの質が価格に合っていない場合や、他の税理士事務所がよりリーズナブルで同等のサービスを提供している場合は、料金の見直しを考える必要があります。
料金だけではなく、サービス内容とその成果を比較検討することが大切です。
弊所では、売上や利益規模に対する料金ではなく、お客様にとって必要なサービスを提供できるようお客様とコミュニケーションをとっています。
毎月の顧問サービスから決算のみのサービスと幅広く対応しています。
個々の業務にかかる時間数を見積り、必要なサービスを提供しています。
⑶ 専門知識と最新のツールを駆使した効果的なサポート
現代の税務業務においては、専門知識だけでなく最新の会計ツールやクラウドシステムの活用が不可欠です。
最新技術を導入している税理士と連携することで、業務効率の向上が期待でき、税務処理がより正確かつ迅速に行われます。
これにより、経営の意思決定を支援するための適切なデータ提供も可能になります。
弊所では、freeeとマネーフォワードの2つのクラウド会計に対応しており、お客様のビジネスに最適な会計ソフトをご提案しています。
これまでに300社以上への導入実績があり、その経験をもとに、最適な導入支援を行っています。
また、決算時には、2名の経験豊富なスタッフと所長税理士が共同で内容を確認し、ミスのないよう細心の注意を払っています。
さらに、専門性が必要な案件については、外部の専門税理士と連携し、適切な対応をおこなっています。
⑷ 経営アドバイスがビジネスの成長に直結する
税理士の役割は税務だけでなく、経営のアドバイザーとしての役割も期待されています。
ビジネスが成長する成果や問題を適切かつタイムリーに把握するため会計情報を活用し、経営上の問題点や課題を見つけ、改善するためのアドバイスが必要です。
経営の現状を分析し、適切な解決策を提案してくれる税理士は、会計の専門家として企業のパートナーとして非常に重要な存在です。
弊所では、経営課題の発見と解決には、徹底的な利益とキャッシュの見える化が必要だと考えており、お客様のビジネスにあった会計サービスを提供しています。
会計の活用方法がビジネスの成否に大きく影響します。
適切な会計の活用により、ビジネスの安定と成長を効果的に支援します。
④ 税理士の乗り換えを成功させるためのステップ
続いて、税理士を乗り換えるための具体的なステップを解説します。
どの基準で新しい税理士を選び、業務を引き継ぐのかが重要なポイントです。
⑴ 新しい税理士を選ぶ前に確認すべき基準を考慮する
税理士を選ぶ際には、いくつかの重要な基準を考慮する必要があります。
・人間性・サービス方針
・専門知識
・サービス内容・料金設定
・さらに税理士が提供できる追加サポート
などがその基準に含まれます。
ビジネスの規模や特定のニーズに合わせて、税理士がどのようにサポートできるかを慎重に見極めることが重要です。
⑵ 税務業務の引き継ぎを円滑に進める方法
税理士を変更する際には、スムーズに業務が引き継がれることが重要です。
過去の税務データや記録の正確な引き渡しが行われなければ、後々トラブルが発生するリスクがあります。
新しい税理士との業務の引き継ぎプロセスを円滑に進めるために、必要な資料の準備と適切なコミュニケーションが欠かせません。
⑶ 契約内容で注意すべき点とリスク回避策
新しい税理士との契約を結ぶ際には、契約内容をよく確認する必要があります。
特に、長期契約や料金変動のリスク、追加料金が発生する場面などに注意しましょう。
事前にこれらのリスクを理解し、契約内容を明確にしておくことで、後々のトラブルを避けることができます。
⑤ 税理士との長期的なパートナーシップを築くためのコツ
税理士を乗り換えた後には、長期的なパートナーシップを築くために、信頼関係を構築することが重要です。
ここでは、経営サポートを最大限に引き出すための方法を解説します。
その後、税務業務のプロとの信頼関係をどう維持するかについても見ていきます。
⑴ 効果的な経営サポートを得るためのコツ
税理士から得られる経営サポートは、ビジネスにおいて非常に重要です。
適切なサポートを引き出すためには、税理士との信頼関係を構築することが不可欠です。
クライアントと税理士の間でのコミュニケーションを積極的に行い、定期的にビジネスの方向性を共有することが重要です。
⑵ 税務業務のプロと長期的に信頼関係を築くためのポイント
税理士との長期的な信頼関係を築くためには、プロとしての立場を尊重しつつ、効果的なコミュニケーションを図ることが必要です。
信頼できる税理士との関係は、安定した経営に直結します。
⑥ まとめ – 最適な税理士を見つけ、長期的な成功を目指そう
税理士の変更は、ビジネス成長のカギを握る重要な決断です。
現状の税理士に不満を感じたら、この記事で紹介したタイミングや基準に基づいて、最適な税理士を見つけることが重要です。
信頼できる税理士と長期的なパートナーシップを築くことで、安定した経営とビジネスの成長が期待できます。
乗り換えの際には慎重に判断し、スムーズな移行を目指しましょう。
【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください
佐藤修一公認会計士事務所では、税理士の乗り換えを検討されている中小企業経営者や個人事業主の方々向けに、無料相談を実施しています。
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佐藤修一公認会計士事務所代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716)
公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。
(株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。
全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。
総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。