「起業して一年目は、税金は発生しない」という話聞いたことありませんか?
私も先日、お客様から
「開業2年目までは、税金を納めなくてもいいと聞きました。ですから、2年目までは税金を納めなくてもいいんですよね」
と聞かれました。
税金は支払っても、何も見返りのない費用です。
誰もが支払いたくないですよね。
そして、2年目までは、税金を納めない事業者が多いのは事実です。
理由は、2年目までは、消費税が発生しないから。
売上-経費=儲け
儲け×税率=税金となります。
税金は儲けがプラスの場合にかかります。
儲けが大きければ大きいほど、税率が高くなり、税金の金額が大きくなってしまいます。
儲けがマイナスの場合は、税金はゼロとなります。
税金がゼロ、うれしいことです。
税金がゼロということは、売上<経費になっています。
売上=入ってきたお金+近々入ってくる予定のお金
経費=出ていったお金+近々でていく予定のお金
のことです。
売上<経費ということは、
入ってきたお金+近々入ってくる予定のお金<出ていったお金+近々でていく予定のお金
ということは、でて行くお金の方が大きかったということになってしまいます。
お金が足りていないのです。
この場合は、借入などがあるからお金が回っている…
開業初年度は、経費がかさみます。
ですから、儲けが出にくいの確かです。
開業初年度から税金を納めている方はいます。
そのような方は、資金繰りに余裕がある方が圧倒的に多いようです。