弥生会計で現在の消費税の金額を計算する方法

ツール・アプリ

2016/04/22

2014/06/03

4月に消費税が8%にあがり、消費税を納める事業主や企業にとっては、その負担がさらに大きくなってしまいます。

消費税を納めるために、毎月、納める消費税がいくらぐらいか把握して、その金額分を貯金しておかなれば、消費税を納める時期が近くなっていきなり、貯金しようと思っても難しいと思います。

今回は弥生会計を使った消費税の計算方法についてご説明します。
消費税の設定方法については、ここでは、説明しません。
個々の取引の消費税の扱いは、詳細になりすぎるため説明しません。
通常の取引であれば、弥生会計で自動で計算してくれるためです。

ここでは、毎月どのくらいの消費税が発生しているかを把握することを目的としています。
画像をクリックすると拡大表示されます。
まず、下のように画面上の「決算・申告」⇒「消費税申告書作成」⇒「消費税申告書一般用」をクリックします。

画面上の「申告基礎」をクリックします。

画面上の「データ取込」をクリックし、実行します。
その後「戻る」で全画面へ戻ります。

こちらが消費税の申告書となります。
赤丸の箇所がその時点の消費税の金額となります。
表示される金額は、会計ソフトへ入力されているものを全て集計し、計算するため、ある月の売上だけが入力済みで、経費が未入力となっている場合には、ズレが生じますのでご注意下さい。

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。