クラウド会計導入中の方の税理士事務所との契約のメリット

freee

マネーフォワードクラウド

2015/11/04

2016/11/04

MFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)などのクラウド会計をご利用中の方が税理士事務所や会計事務所と契約し、サポートを受ける3つのメリットについて説明しています。

これまで1年足らず使ってみてメリットは大きく次の3つだと感じています。

1.リアルタイムで会社の状況を共有でき、速めの経営判断が可能になる

2.税理士事務所への提出資料の手間が少なくなる

3.経営や早めの税金対策などの前向きなサポートを受けることが可能になる。

1.リアルタイムで会社の状況を共有でき、速めの経営判断が可能になる
MFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)を導入し、一番のメリットは、これだと感じています。

運用がスムーズに行えている場合、毎月の収支が、翌月5日までには確定することは難しくありません。

税理士事務所が日々の預金の残高、売上、原価、経費などが把握できることで、

「数字のプロの目線で」日々の経営上の変化や異常をリアルタイムで把握することができます。

税理士事務所の複数担当者が同時に1お客様のMFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)などで数字を見ることができます。

職員それぞれに色んな数字の見方がありますので、色んな角度で1お客様のことを考えることができます。

これにより、いち早く実際の数字に基づき、異常を税理士事務所が察知することができます。

すると、手遅れになる前にお客様へいち早くヒアリングやご面談を行い、アドバイスやご提案を行うことが可能になります。

2.税理士事務所への提出資料の手間が少なくなる
税理士事務所へ記帳代行を依頼している場合、毎月や2から3か月周期で通帳のコピー、振込明細、クレジットカードの明細、給与台帳、現金の領収書、請求書等をご提出していただきます。

MFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)を導入し、入力作業を税理士事務所に依頼する場合、

預金及びクレジットカードの連動がMFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)で行われているため、通帳のコピーやクレジットカードの明細の提出が不要になります。

また、給与計算や請求書発行をMFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)で行っている場合、給与台帳、請求書のご提出も不要になります。

不足資料が会った時などの、何度も税理士事務所とのやりとりを行う手間と時間が圧倒的に少なくなります。

3.経営や早めの税金対策などのサポートを受けることが可能になる。
毎月、税理士事務所からの請求書、振込内容、領収書内容について質問など対応していただく時間が短くなります。

すると、数字に基づき経営のことについてお話しできる時間を長く確保することができます。

運用がスムーズの場合、収支が早めに確定するために、早めの税金対策を行うことも可能です。

MFクラウド会計・確定申告(マネーフォワード会計)やfreee(フリー)などのクラウド会計は各社日々猛スピードで進化を続けていますし、

弊所も導入して1年足らずですので、今後より良い活用方法、メリットが見出すことができるかと楽しみにしています。

佐藤 修一

佐藤修一公認会計士事務所代表

(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716) 公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。 (株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。 全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。 総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。