青色申告の一番のメリットは、65万円の青色申告特別控除があることです。

これが、「いくらの税金」のメリットがあるかご存知でしょうか。

65万円を控除することで、安くなるのは、確定申告の所得税だけではありません。

翌年に支払う住民税、国民健康保険も安くなります。

65万円控除でこれら所得税、住民税、国民健康保険が安くなる効果は、

合計で少なくとも、1年間17万円の税金等が安くなります。

所得税の税率は、利益の大きさによって5~40%と幅があります。

ですから、利益に大きさによって65万円控除のメリットに差があります。

また、40歳以上になると、国民健康保険料の料率が高く(約11%⇒約14%)なるので、

40歳未満の方と40歳以上の方では、メリット金額に差がでてきます。

40歳未満の方で一年間で17万円~33万円です。
5年間で85万円~165万円にもなります。

40歳以上の方は、一年間で19万円~35万円です。
5年間で95万円~175万円にもなります。

青色申告のメリットは、5年間で車が一台買えるぐらいの金額になります。

また、保育料の金額は、所得税の金額により決まります。
青色申告により、所得税が少なくなりますので、保育料も安くなります。
保育園に行っているお子さんがいる場合には、さらにメリットが広がります。

以上のように青色申告によるメリットは、ばかになりません。

青色申告のメリットは赤字を繰越できる等様々なメリットがあります。

青色申告のその他のメリットはこちら

青色申告を行うには、帳簿を作成しなければなりません。

平成26年から白色申告も帳簿を作成する義務が課されてしまいました。

よって、青色申告の手間の差がほとんどなくなっています。

現在、白色申告の方は青色申告をスタートされることを是非検討されて下さい。