久しぶりにジェームズ・C・コリンズの「ビジョナリーカンパニー② 飛躍の原則」を読み返してみました。
ビジョナリー・カンパニーは、世界的に偉大な実績を上げた企業の特徴について分析している書籍です。
この中で、偉大な企業の戦略の条件として次の3つが挙げられていました。
①自社が世界一になれる
②経済的原動力(利益が確保でき、生産性が高い)になる
③企業が情熱をもって取り組める
ビジョナリーカンパニーで分析の対象となっている企業は、大企業ばかりです。
しかし、以上の3つは、中小企業に十分応用できると思います。
中小企業の経営にとって、①の自社が世界一になれるは難しいとしても、
同一商圏で、市場、顧客を絞り込めば、一番になれる可能性は十分あるかと思います。
そして、以上の①~③のいずれかが欠けても、長期的な戦略の成功を達成することは困難とのことです。
いくら、自社の商品、サービスが良く、利益が確保できてても、組織としてその仕事に情熱がなければ、
モチベーションは高まりませんし、仕事に対してのやりがいを感じることができないですし、
長期的な仕事とするには、以上の3つの条件を満たす必要があるとのことです。
私自身、今年の戦略を考えている最中でしたので非常に参考になりました。
弊所の強みであるキャッシュフロー経営で、中小企業の経営が良くする、という熱い情熱を持って、より良いサービスを効率的に行うための戦略を考えていこうと思いました。

佐藤修一公認会計士事務所代表、合同会社CMA代表
キャッシュフロー経営コンサルタント 公認会計士 税理士
新日本有限監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)の東京事務所で上場企業の会計監査、総務省委託研究経理検査、内部統制構築支援、財務のデューデリジェンスに従事
その後、地元の福岡の中堅の税理士法人にて、中小企業の経営を会計、税務面からサポート
試算表ではキャッシュフローが見えない、経営できないと感じ、キャッシュフローを重視した経営の必要性を痛感し、佐藤修一公認会計士事務所を2013年8月に開業
開業後は、創業期の会社から上場準備会社まで中小企業の成長のための投資に備え、倒産しない、筋肉質の会社を作るためのキャッシュフロー経営の普及、freeeやマネーフォワードなどクラウド会計を使った経理の効率化・スピードアップを図り、経営ビジョンの明確化、実現のためのサポートを行っている
北部九州公認会計士協会所属 登録番号 028716
九州北部税理士会 福岡支部所属 登録番号 125272
経済産業省認定 経営革新等支援機関