freee(フリー)やMFクラウドなどクラウド会計では有名ですが、今回クラウド会計Crew(クルー)のその機能やfreee(フリー)やMFクラウドなどの他社との違いについて説明したいと思います。

⇒2018年11月30日をもってサービスを終了しています。

クラウド会計Crew(クルー)とは

クラウド会計Crew(クルー)とは、インターネットバンキングを行っている銀行の入出金データやクレジットカードなどを自動で経理へ取り込むことができるクラウド会計ソフトです。

その他、POSレジのAirレジ(エアレジ)や売上のクレジット決済のSquare(スクエア)から売上データやクレジット手数料データを自動で取り込むことができます。

銀行の入出金データなど日々の取引を自動で取り込むことで、会計ソフトへの入力する必要がないので、経理の手間を大幅に削減できることができます。

また、PCへインストール不要ですので、ネット環境さえあれば、いつでもどこでも自社の経営状況を見ることができ、スピーディーかつリアルタイムで経営判断を行うことが可能になります。

Crew(クルー)の特徴は

クラウド会計Crew(クルー)は、通常の損益計算書、貸借対象表、前年比較など通常の会計としての必要な機能は一通りそろっています。

そして、会計ソフトとしてのCrew(クルー)の特徴は大きく2つです。

まず、クラウド会計Crew(クルー)を開発したのが、会計事務所、税理士事務所をコンサルティングを行っている会社ですので、既存の会計ソフトを使っている方がスムーズに導入できるように機能的につくられている点だと思います。

もう一つは、他のクラウド会計に比べ、料金的に安いことです。

他のクラウド会計ソフトは、料金プラン別に機能に制限がありますが、

クラウド会計Crew(クルー)の場合、個人事業主又は法人向けのプランがそれぞれ1つのみで、機能に制限がなく、個人事業主の方であれば月額980円、法人の方であれば月額1,980円で利用することができます。

但し、個人事業主の場合、1ID追加ごとに月額300円、法人の場合、4ID以降、月額300円が追加でかかります。

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Crewの入力方法と使い方

預金(インターネットバンキング)やクレジットカードなどはMoneytreeから取り込みを行い、経理処理を行います。

また、現金の領収書や請求書などは、別途手入力が必要です。

メニューバーで売上、経費の入力が分かれており入力画面が分かりやすく、特に経理初心者の方がつまづきやすい給与の入力方法が賃金台帳をベースにしていて分かりやすくなっています。

ただ、ブラウザーの「戻る」の操作ができず、戻るボタンのクリックになるのが、慣れるまで違和感を感じるかもしれません。

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Crewの給与計算、請求書作成の機能について

CrewにもfreeeやMFクラウドと同様に給与計算機能、請求書作成機能及びこれらが会計と自動連動する機能があります。

Crew請求書について

Crewで請求書を作成する場合には、「Crew請求書」アプリを別途利用する必要があります。

Crew請求書は、Crew会計と連動しない場合には、無料で使うことができます。

Crew会計と連動する場合には、月額800円の料金となっています。

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Crew給与計算について

Crewで給与計算を行う場合、「Crew給与計算」アプリを別途利用する必要があります。

Crew給与計算の料金体系は、従業員数1名~5名まで月額1,000円、6名以上は、1,800円となっており、他のクラウド会計の給与計算アプリと比べ、課金が緩やかになっているようです。

但し、給与明細をWEB配信する場合には、別途月額1000円の料金となっており、従業員21名以降月額35円一人当たりかかるようになっています。

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Crewのまとめ

クラウド会計ソフトといえば、freeeやMFクラウドなどが有名ですが、今回ご紹介したCrewは、料金負担が少なく、経理経験者にとって機能的にスムーズ導入できるクラウド会計だと思います。

クラウド会計の良さは、実際に使ってみないと分かりません。

経理コスト(時間と経理面)を効率化し、リアルタイムで経理内容の見える化を行い、安心して経営に集中できる環境を作りたい方、無料トライアルもありますので、ぜひ使ってみてください。