新規開業資金や創業間もない方向け自己資金が10分の1で創業融資を受けることができる制度ができました。

通常、銀行で開業資金の融資を受ける場合、市や県などの制度を使っても、開業資金(必要資金)総額の最低3分の1を自己資金で準備する必要があります。

この3分の1の自己資金が壁になって、開業がなかなか進まない方にはおすすめです。

「日本政策金融公庫」(国金)の「新創業融資制度」という融資の制度です。

次がこの融資制度の概要になります。
融資限度額:3,000万円 うち運転資金1,500万円
返済期間:各融資制度で定めるご返済期間内
金利2.51%~(無担保・無保証の場合)
自己資金の要件:10分の1
ただし、「現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方」、「産業競争力強化法に定める認定特定創業支援等事業を受けて事業を始める方」等に該当する場合は、自己資金ゼロで申込可能

この制度は、勤務実績か雇用の要件があります。

自己資金が少ない場合には、資金計画をきっちり作って、開業しないと資金繰りが大変になり、余裕がなくなりますのでご注意下さい。
自己資金が少ないときの資金繰りの詳細はこちら