企業の経営において、日々の記帳や経理業務の負担は意外と大きく、
特に小規模事業者や成長を目指す企業では、効率的な運営が求められます。

記帳代行経理代行を、どちらも外部に委託することで、
時間とコストの削減、業務の精度向上に繋がりますが、それぞれに特徴があります。

この記事では、

両者の違いを明確にし、

税理士事務所がどのようにサポートできるのかをご紹介します。

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

日々の記帳や経理業務を税理士事務所に委託することにより、経理業務がさらに効率化します。

しかし、経理業務が効率化しても、その会計データを経営に活用できていないケースが多いです。

弊社では、今まで300社以上マネーフォワード(MFクラウド)・freeeの導入サポートによる経理業務の効率化支援を行っています。

さらに、会計データを活用した経営分析や経営相談を、毎月させていただいております。

私が、これまでたくさん中小企業の経営を近くで長期に伴走をしてきて中で、儲かる経営にして、キャッシュをしっかりと残し、財務の数値を良くするための数字の財務数値の見方や使い方について、下記の記事で解説しています。

弊社は福岡市にありますが、オンライン対応していますので、全国どこの方でも対応させていただいております。

初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、ぜひ弊社に一度ご相談頂けたら幸いです。

まずはこちらのフォームよりお問合せをお待ちしております。

 

 

記帳代行と経理代行の違い

結論ですが、記帳代行と経理代行の違いを下記の表にまとめました。

記帳代行経理代行
業務範囲帳簿作成のみ経理業務全般
関与の深さ簡易的戦略的・実務的
コスト比較的低い比較的高い
メリット記帳作業の省力化経理部門の全体的な負担軽減

 

それぞれの業務内容とメリットの違いを、詳しく解説していきます。

 

記帳代行の業務内容

記帳代行は、企業の取引データを正確に帳簿に記録する業務のことです。

主に以下の業務が含まれます。

 

①取引の仕訳

領収書や請求書をもとに、適切な勘定科目に振り分ける作業。

 

②帳簿の作成

会計ソフトなどを使って、帳簿を作成。
会計ソフトによっては、①取引の仕訳をすれば同時に完了も可能。

 

③試算表の作成

経営状態を把握するための簡易的な試算表を作成。

 

経理代行の業務内容

経理代行は、記帳代行に加え、
会社の日常的な経理業務全般を幅広くサポートするサービスです。

以下のような業務が含まれることが多いです。

 

①記帳代行

下記業務を代行するにあたって、記帳代行はセットになることがほとんどです。

 

②請求書や領収書の発行

クライアントへの請求業務を代行。

 

③振込業務

請求書や経費の支払管理、振込手続きの代行。

 

④給与計算

従業員の給与計算や社会保険手続きの補助。

 

⑤決算・税務申告業務

決算書の作成と申告書作成&提出(税理士の独占業務)。

 

記帳代行のメリット

記帳代行を税理士事務所に委託することで、以下のようなメリットがあります。

 

①税務申告の効率化

記帳が正確であれば、税理士が行う税務申告作業がスムーズに進みます。

面倒な仕訳や計算を専門家に任せることで、確定申告の際の負担が大幅に軽減されます。

 

②法令遵守

専門家が記帳を行うことで、税法に準拠した帳簿を作成できます。

これにより、税務署からの指摘を避け、罰則を回避することができます。

 

経理代行のメリット

記帳代行に加えて、
経理代行を税理士事務所に委託することで、以下のようなメリットがあります。

 

①経営戦略に集中できる

経理業務を外部に任せることで、経営者は本業に集中できます。

経営資源を効率的に活用できるため、事業成長に集中することができます。

 

②税理士との密な連携

記帳だけでなく、経理業務全般を委託することで、

税理士が企業の財務状況を常に把握し、最適な税務戦略やアドバイスを提供できます。

これにより、投資判断や節税対策が実現しやすくなります。

 

業務内容とメリットのまとめ

記帳代行と経理代行の業務内容とメリットの違いを表にまとめました。

経理代行は記帳以外の経理業務も委託することになるため、
委託コストも高くなる傾向です。

記帳代行経理代行
業務範囲帳簿作成のみ経理業務全般
関与の深さ簡易的戦略的・実務的
コスト比較的低い比較的高い
メリット記帳作業の省力化経理部門の全体的な負担軽減

 

弊所でのサポート事例(業種別)

佐藤修一公認会計士事務所では、
記帳代行はもちろん、経理代行も引き受けております。

ここでは、弊所が実際にサポートさせていただいた事例をいくつか紹介します。

 

①通信販売業(EC、ネットショップ)

自社サイトを含めて、10種類以上のモールを運営しているお客様の事例です。

①記帳代行

・売上データのダウンロード&計上

・仕入の計上

・その他諸経費の登録

②給与計算

③月次決算

・記帳代行によって翌月10日前後に月次決算が実現

・各モールの売上や全体の利益などを毎月報告

④申告業務

・決算書作成

・確定申告書の作成&提出

・償却資産税申告書の作成&提出

・年末調整

 

②飲食業

焼鳥店を経営しているお客様の事例です。

①記帳代行

・売上入力(Airレジとクラウド会計の連携)

・領収書入力(月あたり100~200枚)

②月次決算

・月別売上や利益などを毎月報告

・Airレジを活用した商品別利益の分析

③申告業務

・決算書作成

・確定申告書の作成&提出

・年末調整

 

③不動産業

不動産の売買・仲介・自社物件の賃貸・物件管理を行っているお客様の事例です。

①記帳代行

・領収書の入力(月あたり100枚程度)

・銀行/クレジットカード払の明細処理

・各売上の計上(不動産売買は物件ごとに損益が分かるようfreeeのメモタグを活用)

・消費税区分のチェック

②月次決算

・月別売上や利益などを毎月報告

・保有物件の利回りを資料にまとめ返済速度などを見える化

・納税予測金額をお知らせ

③申告業務

・決算書作成

・法人税/消費税申告書の作成&提出

・年末調整

④広告代理業

①記帳代行

・給与計算

・銀行/クレジットカード払の明細処理

・売上の計上

②月次決算

・取引先ごとの売上の推移などを2か月に1回報告

・資金別貸借対照表を使った資金状況の説明

・納税予測金額をお知らせ

③申告業務

・決算書作成

・法人税/消費税申告書の作成&提出

・年末調整

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

日々の記帳や経理業務を税理士事務所に委託することにより、経理業務がさらに効率化します。

しかし、経理業務が効率化しても、その会計データを経営に活用できていないケースが多いです。

弊社では、今まで300社以上マネーフォワード(MFクラウド)・freeeの導入サポートによる経理業務の効率化支援を行っています。

さらに、会計データを活用した経営分析や経営相談を、毎月させていただいております。

私が、これまでたくさん中小企業の経営を近くで長期に伴走をしてきて中で、儲かる経営にして、キャッシュをしっかりと残し、財務の数値を良くするための数字の財務数値の見方や使い方について、下記の記事で解説しています。

弊社は福岡市にありますが、オンライン対応していますので、全国どこの方でも対応させていただいております。

初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、ぜひ弊社に一度ご相談頂けたら幸いです。

まずはこちらのフォームよりお問合せをお待ちしております。