freeeの売掛金の計上の方法について説明しています。

freeeでは、請求書作成機能や請求書作成アプリmisocaを利用した場合には、自動で売掛金の経理処理を行うことができます。

請求書を別に作成している場合には、請求書に関する情報を直接freeeへ入力する必要があります。

仕訳の概念を極力不要にしているfreeeですが、以下のような仕訳を入力する際について以下で説明しています。

(借方)売掛金 ××円 /(貸方)売上高 ××円

場面上部のメニューバー「取引」→「取引の登録」より下記の黄色の部分「収入」、「未決済」をクリックします。

売掛金

 

すると、売掛金の計上の画面になります。

ここで、売上の発生の月が8月、売上金額が100万円、得意先がA社の請求書を入力する場合には、以下の黄色の箇所が入力内容になります。

売掛金②

ここで、注意するのは、freeeには「補助科目」という概念がありません。

よって、得意先別の残高は「取引先」に入力することによって、管理します。

このあたりが他の会計ソフトとは大きく異なる点です。
この方法によれば、請求書を一つの取引先ごとに入力する必要があります。
最初は慣れない方も多いかもしれませんが、慣れれば特に問題ないと思います。

最後の「収入を登録」をクリックして入力完了です。

最初はたったこれだけで本当に(借方)売掛金 ××円 /(貸方)売上高 ××円 が出来ているか不安でしたが、きちんと仕訳になっているのです。

しかし、この方法ですと、借方や貸方など簿記の知識がない方でも入力可能にした点は、会計ソフトとしては大きな変化だと思います。