freeeの請求書発行機能とfreeeの会計連動機能について説明しています。
freeeには、請求書作成機能が標準でついています。
この請求書作成機能を使って請求書を作成すれば、作成が完了した時点で自動的にfreeeに経理処理されます。
この経理処理の内容は、①売上処理と②請求書の売掛金(売上債権金額)の増加の2つの処理になります。
正しい経理処理を行うためには、①売上処理を適正なタイミングで行うことが大切です。
適正なタイミングとは、売上処理のタイミング=納品、サービスを提供した月のタイミングになります。
なぜなら、サービスの提供が完了した時点で、売り上げを請求する権利とその金額が確定するからです。
freeeの請求書の請求日=freeeの売上処理日は以下のように連動しています。
つまり、freeeの請求書の請求日をきちんと入れることが大切です。
9月に提供したサービスを10月の日付でfreeeの請求日とした場合、
本来は9月で売上処理すべき請求金額が、10月となってしまうので注意が必要です。
この場合、請求日は、9月中の日付とする必要があります。
請求日を月末日付にすると、売上計上日が月末に集中するため、後で確認が楽になるためおすすめです。
そして、請求書を作成するときに「取引先」をきちんと入力することで、預金の自動処理の際に、売掛金の回収確認する際に便利になります。
次回は、請求金額の入金処理について説明します。
佐藤修一公認会計士事務所代表
(九州北部税理士会福岡支部所属:登録番号028716)
公認会計士・税理士。全国の中小企業にこれまでクラウド会計導入実績累計300社超、クラウド会計導入率70%超。2022年freee西日本最優秀アドバイザー、マネーフォワードプラチナメンバー。
(株)インターフェイス主催第18回経営支援全国大会優秀賞。
全国各地の中小企業に対して、会計から利益とキャッシュを稼ぐ力を高め、キャッシュフローを重視した節税提案、利益とキャッシュを稼ぐ力を高めるサポートや事業再生支援を行っている。
総勢30名のスタッフで「Warm Heart(温かい心)&Cool Head(冷静な頭)」をコンセプトに個々のお客様ごとにカスタマイズしたお客様に寄り添うサービスを提供している。