これまで、創業融資がとおらないとのご相談を受けてきました。

創業融資が断れてしまった理由は、さまざまです。

断られてしまった理由で圧倒的に一番多いのが‥

自己資金が足りないことです。

貯金が足りないことです。

担保等がない場合、通常開業資金総額の3分の1が自己資金として必要になります。

個人的には、業種を問わず、開業資金の総額の3分の1を求めるのは、どうかと思うのですが、

一般的には必要となります。

何故か…

自己資金が少ない場合には、開業後の資金繰りが厳しくなります。

借入金が大きくなり、借入金の返済額が大きくなります。

注意したいのは、ただ借入金の返済額が大きいから開業後の資金繰りが厳しくなるのではありません。

「税金」や「国民健康保険」の存在です。

利益の金額に対して、税金、国民健康保険がかかります。

税金、国民健康保険を以下では、「税金等」とします。

当たり前ですが‥たくさん稼ぎ、利益が大きくなればなるほど税金等が大きくなります。

・もし、借入金がなければ、「大きいの利益」-「大きい税金等」=「大きい自由に使えるお金」となります。

・もし、自己資金が少なく、借入金の返済が大きければ、
「大きい利益」-「大きい税金等」-「大きい借入金の返済」=「小さい自由に使えるお金」となってしまいます。

利益から借入金を返済する必要があるからです。

仮に融資申し込み時に通帳に開業資金の3分の1があっても、

親や親戚から一時的に借入をし、

融資直前に残高が急に増加している場合は、自己資金として認められません。

これを見せ金と言ったりします。

融資目的に他から借りて、融資が下りたあとに借りた人に返すのでは、

自己資金が少ない場合と実質同じだからです。

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