先週の土曜門司港の祖父の家に電車で向かっていました。

景色を眺めていてふと、思ったことがありました。

「税金対策」という言葉についてです。

税理士がこんなことを考えるのはおかしいかもしれません。

言葉遊びに聞こえるかもしれません。

一般に「税金対策」というと、

「税金を少なくするため対策をすること」をイメージする方が多いと思います。

こんなことを考えました。

「税金対策」の言葉のストレートな意味は、税金に対して対策することです。

税金に対して対策するとは、 「税金を支払うための対策をすること」でないかと、

そう考えると「税金対策」は、

「税金を少なくすること」ではなく、「税金を払えるよう準備すること」

対策を行い、税金が少なくなっても、税金を支払えないのであれば、

それは本当の対策とは言えないのではとふと思いました。

地代の年払、前払等の税金対策を行う際、自己資金が足りないため、借入をすることがあります。

借入を行う場合、支払利息が発生します。

この支払利息は税金対策を行わなければ発生しない支出です。

余分な支出をしてまで税金対策を行う必要があるのでしょうか。

税金対策は、「自己資金の範囲内で税金を支払えるよう準備すること」ではないでしょうか。

税金を少なくすることも大事ですが、手元の資金を残すために、税金対策は行うものだと思います。

手元に資金が残らない税金対策は、税金対策を呼べないと思います。

福岡の税理士・公認会計士 佐藤修一