平成26年4月から消費税5%から8%に上がったため、平成26年分の消費税の申告が少し複雑になってしまいました。

平成26年の消費税の確定申告の際の売上に関する注意点について説明しています。

5%から8%に消費税が上がれば、単純に人月当たりの消費税が1.6倍(8÷5)になります。

8%の月が8か月ありますので、平成26年度の消費税は、大きくなることが予測されます。

消費税の納期は、平成27年3月31日ですので、速めに資金のご準備することが大切です。

まず、1月~3月までは、消費税5%となり、4月~12月までは、消費税8%となります。

問題になるのは、4月以降の売上の入金に関する処理です。

売上の締日が月の末日の場合、

3月31日締め分の売上は消費税5%で処理し、

4月1日までの売上は消費税8%で処理する必要があります。

ですから、月末締め、翌月末払いの入金の場合、

3月末締めの売上は、消費税5%で処理することになります。

また、月末締め以外の場合は、少し複雑です。

例えば、20日締め、翌月15日払いの売掛金の場合は、

4月20日締め分の売上は、

3月21日~3月31日までの売上を消費税5%で処理し、

4月1日~4月20日までの売上を消費税8%で処理します。

例えば、4月20日締めの売上が200万円とします。

その内、3月21日~3月31日までの売上が80万円、4月1日~4月20日までの売上120万円とすると、

80万円を消費税5%、120万円を消費税8%で処理します。

他には、不動産賃貸業の方であれば、家賃を前払してもらうことが多いかと思います。

前払の場合、3月入金の家賃は、4月分の家賃収入です。

この場合は、3月入金分の家賃を消費税8%で処理します。

会計ソフトが3月入金分を8%処理できない場合は、

4月に3月入金分と同額の売上を5%から8%に消費税を振り替えます。

具体的には、次のような仕訳を入れます。

4月1日

(借方)売上(消費税5%) ××円(3月入金、4月分家賃)

/(貸方)売上(消費税8%) ××円