「金額が高いモノ」を買った場合、全額を買った年に経費することができません。

使える期間中、少しづつ経費にしていきます。

金額が高いモノを買った場合、経費の勘定科目の名前を「減価償却費」といいます。

少しずつしか経費にできないのは以下の2つの理由からです。

①金額が高いモノの場合、通常、何年か使うことができる
②何年か使うことができるモノの場合、使える期間中の売上に何らかの貢献がある

①は分かりやすいですが、②は分かりにくいと思います。

例えば、店舗開店のときに内装工事をしたとします。
内装工事したことにより、店舗をオープンできます。
内装工事にかかったコストは、開店初年度の売上だけに貢献するものではありません。
内装工事にかかったコストは、開店後の売上から生じた利益で複数年かけて回収していきます。

このような考え方は、会計全般に通じる考え方で「費用収益対応の原則」に基づくものです。

費用収益対応の原則とは、売上を獲得するためにかかったコスト、費用を対応させて利益を計算しようという考え方です。

「減価償却費」は通常金額が大きくなり、資金繰りを考え、経営するうえで内容を理解しておく必要があります。

減価償却費の決算書の見方はコチラ

減価償却費の計算方法はコチラ