クラウド会計freeeを導入し、約1年が経過したお客様の事例のご紹介です。

そのお客様は法人でWEB関連のサービス業を行っていました。

クラウド会計freeeは福岡市内の税理士事務所に年に経理を1回丸投げの状態でした。

そして、創業3期目でしたが、これまで3期連続の赤字となってしまっていました。

売上は急速に増えてきており、事務所を移転し、人材もそろってきているにもかかわらず赤字続きです。

「仕事は増える一方で、借入も増加し、忙しい割に資金が残らない理由が分かりません‥」

お客様のこのようにおっしゃっていました。

 

自社で利益を管理していないままに税理士事務所に丸投げで経理が1年に1回‥最悪の状態だと思いました。

税理士事務所は、経営内容の深い理解をしないまま、決算、税務申告のために経理を行い、決算を行っていたようです。

 

典型的な「どんぶり経営」となっていました。

 

これでは、本来の経理の役割である「儲けるための経理」からは程遠い状況です。

社長はクラウド会計freeeを導入し、自社で毎月の利益の見える化を行いたいとおっしゃいました。

新たに総務のために雇用を行っていましたが、経理経験はゼロで簿記の知識もありませんでした。

しかし、この状況からすると、税理士事務所である弊所で数字を作り、社長に報告する形では、経営が良くならないと思い、クラウド会計freeeを導入し、この経理未経験のスタッフの方にクラウド会計freeeの使い方をお教えしていきました。

経理の内容的には、海外の取引が多く、複数案件が同時に進行しており、経理初心者の方にとっては難しいもので導入当初は、相当なご苦労があったかと思います。

その後苦労もあって、導入4か月後、どうにか毎月の利益がクラウド会計freee上で把握することができるようになりました。

まず、現状把握からスタートしました。

毎月の必要な利益の把握を行うことです。

次に、クラウド会計freeeでは、案件ごとの利益を集計することができるため、なぜ利益がでていないのか、管理できるコストを拾い出し、管理できるコストと売上と原価、粗利益の関係⇒生産性が悪い案件をピックアップして改善できる点の洗い出しを行いました。

利益が出ない原因は値決め、得意先に提出する見積もりの甘さにありました。
これは、売上金額を重視するあまり、粗利益をおろそかにしていたからです。

 

そして、値決め、コストの見直し、採算のとれる見積もり方法を徹底的に見直し、利益が確保できる体制を徐々に作っていかれました。

結果、創業4期目にして初めての黒字決算を迎えることができました。

その会社の作る試算表は、税理士事務所が作っていたものとは違い、「経営に必要な数字が見える試算表」となっていました。

そして、日々の社長の意思決定が前月の実績ベースの鮮度の高い情報に基づき、行なわれるようになり、経理の情報として価値が高まっていきました。

情報は、使いたい時に使うことができ、行動につなげることができるものこそ価値があるのではないかと考えています。

税理士事務所に丸投げになっていると、紙ベースでの試算表となってしまい、紙ベースの試算表を24時間持ち歩くことができません。

そして、数字の中身を見ることができないので情報の価値はどうしても低くなってしまうように感じています。

使いたい時に使えない、行動につなげることができない情報の価値は高いとは言えないと思います。

 

クラウド会計は経理の効率化は当然ですが、経営情報としての会計の価値を高めてくれるすばらしいツールだとこのお客様を通じて感じることができました。

会計には限界がありますが、上手に使うことができれば、場合によってはこれ以上ない経営のツールの一つになることができます。

どんぶり経営を行ってしまっていると感じている経営者がクラウド会計freeeをぜひ導入されてみてください。